コスパ最強!音質最高!付属品大量!な有線イヤホンエントリーモデルの決定版|TRN Conch レビュー

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こんにちは、NFR(@NFRlog)です。

以前、DAP(デジタルオーディオプレイヤー)が欲しいんじゃい!という記事を書きましたが、

今回はそのきっかけになった有線イヤホンを紹介していきます。

TRN ConchはXなどでプチバズリしたこともあり、知ってる人も多いのではないでしょうか。

Amazonでは一時期在庫切れになったりしていてその人気の高さもうかがえる有線イヤホンですが、

アンダー5,000円クラスの有線イヤホンの中でもTOPクラスじゃないかと思ってます。

目次

TRN Conch 概要

スペック

メーカーTRN
型番Conch
ドライバー10mmDD (DLC)
インピーダンス30Ω
イヤホン感度114dB
再生周波数帯域20-20kHz
付属ケーブル銀メッキ銅 + OFC

パッケージチェック&開封

パッケージはこんな感じ。

Conch巻貝の事らしく、それっぽいデザインになっています。

パカっと開けるとケースとイヤホン本体がお目見え。

クッションがしっかり敷き詰められているので手元に届くまで傷が付く心配は全く無いですね。

付属品は全て個包装されています。

正直この価格帯だとここら辺の丁寧さには期待していなかったのですが、いい意味で裏切られました。

付属品チェック

お値段異常なコスパの良さ

4,000円台の有線イヤホンは様々ありますが、TRN Conchのコスパの良さは異常です。

音質が良いのはもちろんですが、付属品がヤバい

これで通常価格4,550円セール時には3,500円くらいになるのはちょっと何考えてるのかよくわからないです。最高。

ケーブル

まずケーブルはTRN-Redchain

2.5mm/3.5mm/4.4mmの3種類のプラグを交換できるため、スマホにそのまま刺せるDACでバランス接続もできる優れもの。

今はAmazonでは売ってないようですが、以前僕が確認したときは1,980円でした。

プラグは4ピンタイプでしっかり刺さってくれるので、使ってる最中に抜ける事はありませんでした。

ただ刺すのも抜くのも力を込めないとなので、ピンを曲げないように注意しましょう。

イヤーピース

T-EAR TipsのMサイズはイヤホン側に付いています

イヤーピースは3種類付属していて、ウレタン素材のもの以外はS/M/Lサイズがあります。

半透明のイヤーピースは医療用シリコンを採用しているT-EAR Tipsで、Amazon価格は980円。

ちなみにこれ、1サイズで980円なのでS/M/L全サイズ揃えるなら2,940円。

この時点でAmazon価格を超えてるんですが…

T-EAR Tips以外の2つはウレタン素材のイヤーピースと柔らかめの素材のイヤーピースです。

ウレタン素材の物は静音性が良いですが、圧迫感もすごく耳が痛くなるので人を選ぶかも。

イヤホンケース

イヤホンケースも結構上等なハードケースです。

蓋がぴっちり締まるのでカバンの中で開く心配も無さそうですね。

こちらはAmazon価格で1,580円。

これら付属品の価格を合計すると6,500円。

おかしくない?イヤホン本体の価格どこ行った???

聴いてみた感想

音が明瞭

まず全体的な音質の良さにびっくりしました。

全体的に音は細めですがしっかりと芯がある寒色系です。

ストリングス系は瑞々しく、女性ボーカルなんかは華やかに感じました。

音の広がりもしっかり感じ、分離感も申し分ないです。

もちろん高額イヤホンに比べれば劣ってしまうと思いますが、それでも4,000円で買えるイヤホンとは思えないレベルですね。

中音の伸びがいい

高音、特にストリングス系もすごく良いのですが、個人的には中音の気持ち良さにハマりましたね。

バンドサウンドなどはギターの歪みが耳に近い位置で鳴ってくれている感覚があり、

分離感と相まって音の1粒1粒が脳で気持ち良く響いてくれる、そんな感じです。

低音は控えめ

高音、中音はしっかり出ていますが低音は少し控えめに感じました。

ベースやバスドラムはガンガン主張せず隠れがちですが、スカスカな訳ではなくどっしりとした安定感は感じられます。

寒色系サウンドなので太い迫力ある音というより、しゅっと引き締まった音ですね。

ドンシャリ大好き!低音で脳を揺らしまくりたい!という人には物足りないと思いますが、

それ以外の人は不満に感じないと思います。

フィルターによる違い

フィルターは全部で3種類、Reference(黒ノズル) / Atmosphere enhancement(赤ノズル) / Translucent(青ノズル) がセットになっています。

デフォルトはReference(黒ノズル)なので、それと比べてAtmosphere enhancement(赤ノズル)Translucent(青ノズル)がそれぞれどう違ってくるかまとめてみました。

Atmosphere enhancement(赤ノズル)

  • 低音が増して暖色系になった
  • 高音が柔らかくなった
  • 若干こもり気味に感じた

低音が増幅されて暖色系の雰囲気に様変わりしましたが、その分こもり気味に感じてしまいました。

Conch特有の明瞭さやキラキラ感が減ってしまうので使う場面は限られそうかな。

例えば、ゴリゴリのメタルだったりEDMだったり、音が太くてなんぼの曲には合いそうですが、

ストリングスが使われてたり、女性ボーカルの場合はちょっと毛色が変わってしまうので他のフィルターをおすすめします。

僕はドンシャリ大好きな低音フリークですが、このイヤホンに限って言えば他の優れている点を潰してまで低音を増す必要は無いかなと。

Translucent(青ノズル)

  • 更に高音が強調された
  • 音が耳に刺さりやすくなった
  • 低音の引き締まった感じは薄くなった

高音が強調されて派手さ、華やかさが増してます。

女性ボーカルは更に映えるので聴いていて楽しいですね。

高音が際立つという面では迫力が増したと感じましたが、低音の引き締まった感じは薄くなっています。

ただ、派手になった分音が刺さりやすくなり聴き疲れすると思います。

これはこれで好きだけど、毎日使うとなると派手過ぎるかなといった印象。

気になったポイント

スライダーがダサい

これどうよ、ダサくない?

ケーブルが太めのためかスライダーも大きくなっているのですが、

わざわざ丸くする必要は無かったんじゃないかなと。

目を引くサイズなので正直外したいレベルです。

細く筒状にしても良かったのでは…

不良品が届く可能性もある

TRN Conchを買おうと思ってる人に絶対覚えておいて欲しいのが、

音質が悪かったり付属品が足りない不良品が届く可能性があるという点です。

Amazonレビューを見ても割と不良品が届くことがあるようです。中華製品の悪い側面。

僕が最初に購入した物も音の抜けがかなり悪く、お世辞でも高音質と言えないレベルのクソイヤホンだったので交換してもらいました。

正常な製品はしっかり高音質なので、

期待して買ったら音軽いし音質良くないんだけど…みんなサクラレビューしてんじゃないの?と思った人はとりあえず交換してもらいましょう。

まとめ

気になってるなら勢いで買っても後悔しないレベルのイヤホンでした。

3種類のイヤーチップやプラグ交換可能なケーブルなど、イヤホン本体以外も魅力的なので、

色んな人が口をそろえてTRN Conchはいいぞ!と言うのも納得でした。

イヤーチップやフィルターを変えることによる音質の違いや、バランス接続の魅力など、

これ1セットで全て体験できてしまうので、有線イヤホン初心者イヤホン沼にハマるきっかけが欲しい人はマストバイなんじゃないでしょうか。

以上、NFR(@NFRlog)でした。

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この記事を書いた人

本業はWEBエンジニア
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