こんにちは、Nao(@NFRlog)です。
SOUNDPEATSから新しいイヤーカフイヤホンが発売されました。
前回もSOUNDPEATSのCCイヤーカフイヤホンをレビューしましたが、イヤーカフイヤホンながら芯のある低音が鳴っていてビックリしました。
今回の新製品はCCイヤーカフイヤホンとはまた違った特徴を持っていて住み分けが出来ているように感じるクオリティで、
ながら聴きイヤホンを買うならどっちがおすすめ？と聞かれるとどっちにも素晴らしすぎる特徴があるので正直どっちをおすすめするか悩むレベルです…
今回はそんなイヤーカフイヤホンの人気を二分しそうな新作、SOUNDPEATS UUイヤーカフイヤホンを紹介していきます。
Nao装着感や音質など、CCイヤーカフイヤホンとUUイヤーカフイヤホンどっちを買うべきかなどまとめているので、購入時の参考にしてみてください！
ポチップ
SOUNDPEATS UUイヤーカフイヤホン 概要
スペック
| サイズ | 63.7*49.8*30.6mm(ケース込み) |
|---|---|
| 重さ | イヤホン本体：約5g ケース込：約47.34g |
| Bluetoothバージョン | 5.4 |
| コーデック | SBC,AAC |
| バッテリー | ケース込み: 約24時間 イヤホン単体: 約6時間 |
| 防水性能 | IPX5 |
| 機能 | ゲームモード(低遅延モード )/マルチポイント接続/ムービーモード/ダイナミックEQ/PeatsAudio対応 |
※メーカー公表値
CCイヤーカフイヤホンとの比較
XのSOUNDPEATS公式アカウントでCCイヤーカフイヤホンとの比較が投稿されていました。(ついでにGoFree2も)
大きく異なる点としては以下の通り。
- ドライバー方式(10.8mmと12mmダイナミックドライバー)
- 操作方法(物理ボタン式とタッチ式)
- バッテリー性能(イヤホン単体で8時間と6時間再生)
- AeroVoice風切り音低減機能の有無
この表を見る感じだと、UUイヤーカフイヤホンは装着感や利便性を、CCイヤーカフイヤホンは高級モデルに匹敵する音質を売りにしているように感じますね。
外観
パッケージ
付属品
- UUイヤーカフイヤホン本体
- 充電ケーブル(USB A to C)
- スマホアプリ(PeatsAudio)ダウンロードガイド、説明書
- ステッカー
ケースはCCイヤーカフイヤホンと同様に手のひらサイズですが、そっちより一回り大きい印象を受けました。
表面にはバッテリー残量表示用のランプ、背面には充電用ポートが付いています。
ペアリング用のボタンは側面についています。
CCイヤーカフイヤホンケースと並べるとこんな感じ。横幅はコンパクトになってますが、厚みと高さが増えてますね。
ポケットに入れるにはちょっと厚みがありすぎるように感じました。
持ち歩く時はカバンやポーチに入れておくのが良さそう。
ケースはサラサラした質感です。
個人的にこのサラサラケースは評価が微妙で、手が乾燥してるとめっちゃ滑って開けにくいんですよね…
CCイヤーカフイヤホンのケースは開けやすかったのでちょっと残念ポイント。
また、このUUイヤーカフイヤホンもイヤホン本体にLRの概念は無く、充電ケースへの収納した段階でLRが自動で設定されるタイプです。
これはCCイヤーカフイヤホンと同じですね。結構便利。
イヤホン本体はこのようにスピーカー側は丸い球体で、裏面は平たい形状になっています。
イヤホン裏面には操作用の物理ボタンが付いています。
こうやって見るとスピーカー側だけ色味が違いますね。
スピーカー側はパールホワイト、それ以外はオフホワイト寄りのカラーっぽく見えました。
SOUNDPEATS UUイヤーカフイヤホン 要チェックポイント
- 誤操作の心配がいらない物理ボタン
- ムービーモードやゲームモード(低遅延モード)も非常に優秀
- 音漏れもほぼ無し
- セール時には5,000円切る鬼コスパ
誤操作の心配がいらない物理ボタン
CCイヤーカフイヤホンと一番違うポイントがこれ。
CCイヤーカフイヤホンはイヤホン前面をタッチして操作するタイプでしたが、UUイヤーカフイヤホンは物理ボタン式です。
タッチ操作タイプって、ちょっと指が当たっただけで反応しちゃうことやタッチしたつもりなのに場所がずれてて反応してくれなかった事が多々ありますが、
物理ボタンならちゃんと押す動作が発生するので誤タッチやタッチしたつもりが発生しないのはめっちゃストレスフリーでした。
ムービーモードやゲームモード(低遅延モード)も非常に優秀
Peats Audioから設定可能なムービーモードやゲームモード(低遅延モード)も非常に優秀です。
ムービーモードは音の広がりや響きが強くなり映画館に居るようなリスニング体験が可能になります。
音楽を聴く時はOFF推奨ですが、映画を見る時やゲームをするときはONにすると臨場感が増して楽しいですよ。
ゲームモードの遅延も公表値で0.08秒となっているのでかなりの低遅延です。
実際ゲームモードをONにして使ってみましたが、動画を見るくらいなら違和感は無かったです。
流石に音ゲーをスコア狙いで遊ぶ場合は厳しいですが、それ以外なら十分使えるクオリティですね。
音漏れもほぼ無し
CCイヤーカフイヤホン同様音漏れはほとんど気になりませんでした。
なんならCCイヤーカフイヤホンより音漏れが少ない印象です。
こういったイヤーカフ型だと音漏れしてないか気になってしまう人も多いと思いますが、これなら余程大音量にしない限り音漏れの心配はしなくていいレベルです。
ポチップ
セール時には5,000円切る鬼コスパ
セール中なら4,600円程度で買えます。安すぎ。
定価でも6,180円なので割と手が出しやすい価格帯です。
音質優先ならあと1,000円追加して定価7,280円のCCイヤーカフイヤホンを買った方が良いですが、
とりあえずお試しで買いたいならUUイヤーカフイヤホンをセール中に買うのがベストだと思います。
装着感チェック
装着感を一言でまとめるなら1日中付けてられそうなソフトな付け心地。
耳に挟んでる感覚も非常に少なく、あまり付けているように感じないレベルでした。
8時間の連続再生が可能なので実際に仕事中付けっぱなしにしてみましたが、この付け心地なら8時間付けっぱなしでも全くストレスにならないです。
CCイヤーカフイヤホンは挟む力が強めであまり長時間装着していられなかったので、この進化は凄いとおもいました。
また、装着感は軽めですがイヤホン背面が広くなっているおかげか頭を振ってもずれる事は無かったです。
音質チェック
比較的ナチュラルなおとなしめサウンド
第一印象としては低音域が控えめなナチュラルサウンドといった感じ。
音の広がりはそこそこですが全体的に綺麗にまとまっていて、特に高音域から中音域にかけて綺麗に鳴っていますね。
ギターのジャキジャキ感やピアノ、ストリングス系の響く感じもクリアに聴こえます。
ただ、女性ボーカルの場合少しこもってるかな？といった印象。
めちゃくちゃこもってる訳じゃないので注意深く聴かないと分からないレベルかもしれませんが。
また、ドンシャリ好きにとっては物足りなさを感じると思います。
どうしても低音のどっしり感が薄く迫力に欠けるので…
一応PeatsAudioでダイナミックEQをONにすればある程度低音が分厚くなり迫力も増しますが、
低音が強い方が好きな人はCCイヤーカフイヤホンを買った方が確実に満足できると思います。
CCイヤーカフイヤホンの方が高音質
正直音質に関してはCCイヤーカフイヤホンの方が上です。
音の迫力の面でも芯の太い低音を鳴らしてくれるCCイヤーカフイヤホンの方が優秀。
そりゃあっちは12mmダイナミックドライバーなのに比べこっちは10.8mmなので性能差が出るのも仕方ないですが…
ただ決してUUイヤーカフイヤホンも決して低音質ではありません。
ボリューム小さめでも低音～高音全体が聴こえるのでスカスカ感は無いですし、楽しく音楽を聴けるクオリティです。
NaoCCイヤーカフイヤホンと比べちゃうと劣っちゃうけど、UUイヤーカフイヤホンもしっかり高音質です！
ドンシャリサウンドが苦手な人には丁度良いかも
CCイヤーカフイヤホンより迫力に欠けてますが、むしろ低音ゴリゴリのドンシャリサウンドが苦手な人にはベストなバランスだと思います。
全体的に上品にまとまりつつ、決して低音がスカスカな訳でもないので聴きごたえとしても文句ありません。
CCイヤーカフイヤホンはTHE ドンシャリSOUNDPEATSサウンドでしたが、UUイヤーカフイヤホンはもう少しゆったり聴きたい人向けのサウンドですね。
また、外音をちゃんと聴きたい人はイヤホンを少し上向きで装着するとスピーカーの位置が離れるので周囲の音が聴こえやすくなります。
気になったポイント
見た目が少し安っぽい
好みの問題かもしれませんが、全体的にプラスチック感があってちょっと安っぽく見えちゃうのが気になりました。
CCイヤーカフイヤホンの方が格好良いと思います。
高級感より軽さを優先させた感じかもしれませんが、イヤホンもオシャレな物使いたいという人はデザインをよく見て自分好みか考えてから買った方が良いと思います。
SOUNDPEATS UUイヤーカフイヤホン と CCイヤーカフイヤホンどっちを買うべき？
UUイヤーカフイヤホンがオススメな人
- 長時間装着できる付け心地を求める人
- ドンシャリサウンドが苦手な人
- なるべく安いイヤーカフイヤホンが欲しい人
UUイヤーカフイヤホンがオススメな人はどちらかというと音質より付け心地重視な人ですね。
音質チェックでも書いている通りCCイヤーカフイヤホンと比べると低音が弱く音の広がりも狭めなので聴きごたえが弱いです。
ですが、物理ボタンで誤操作も発生しにくく、挟む力も非常にソフトなので付けていてストレスを感じにくいのは圧倒的にUUイヤーカフイヤホンですね。
家でずっと付けっぱなしにして使うのに適している印象。
価格もCCイヤーカフイヤホンより安いので、とりあえずある程度聴けるながら聴き用のイヤホンが欲しいならUUイヤーカフイヤホンを買うのがベストです。
CCイヤーカフイヤホンがオススメな人
- イヤーカフイヤホンでも聴きごたえを重視したい人
- 見た目にもこだわりたい人
- とにかく高音質な方がいい人
ながら聴きでも音質最優先！という人は圧倒的にコッチ。
CCイヤーカフイヤホンは本当に高音質です。
芯のあるずっしりした低音を鳴らしてくれるのでイヤーカフイヤホンなのに聴いていて本当に気持ちが良いです。
操作はタッチ式で挟む力も少し強めなので装着感や使い心地に関しては劣ってしまいますが、
それを全て帳消しにするくらいの聴きごたえです。
外出時に外音もしっかり聞きたいけど音楽もしっかり鳴ってて欲しい人に最適だと思います。
価格はUUイヤーカフイヤホンより少し高いですが、ながら聴きイヤホンでも音質は妥協したくない人は絶対コッチ。
ポチップ
まとめ
音質はめちゃくちゃ良いわけでは無いですが、付け心地とコスパはめちゃくちゃ良いイヤーカフイヤホンという印象でした。
個人的にはもっと音質にこだわりたいですが、全体的にそつなく鳴らしてくれるイヤホンで値段も抑えめという事もあり広くおすすめできる1台ですね。
CCイヤーカフイヤホンとも住み分けが出来ており、音質を求めるならCCイヤーカフイヤホンを買えばいいし、付け心地を優先するならUUイヤーカフイヤホンを選べば失敗しないと思います。
CCイヤーカフイヤホンもレビューしているので、気になった方はぜひチェックしてみてください。
以上、Nao(@NFRlog)でした。
