こんにちは、NFR(@NFRlog)です。
今回はMageGeeから発売されたばかりのラピトリ搭載テンキーレスゲーミングキーボード Captain87をご紹介。
ラピッドトリガー搭載、バックライトも派手なRGBライトなのでTHEゲーミングキーボードという印象を受けますが、
適度な反発力とスムーズなリニアスイッチの打鍵感も良く、仕事や普段使いにもピッタリなキーボードだと感じました。
価格も13,000円程度なので他のラピトリキーボードと比べても手が届きやすいですが、1つだけ不満点も…
そこらへんしっかりとレビューしていきましょう。
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MageGee Captain87 概要
スペック
ブランド | MageGee |
---|---|
モデル | Captain87 |
サイズ | 400 × 178 × 63 mm |
重さ | 約1023g |
キー | 87キー(80%TKL) |
接続方法 | USB有線接続 |
バックライト | RGB |
ケース | CNCアルミケース |
キースイッチ | Outemu Magnetic Pink Switch |
キーキャップ | PBT素材 |
傾斜調整用スタンド | 2段階調整可能スタンド搭載 |
ホットスワップ | 対応 |
対応OS | Windows 7/8/10/11 Mac Linux |
パッケージ&付属品チェック
パッケージ
キーボード本体(表・裏)
- MageGee Captain87本体
- USBケーブル(USB-A to C) 約1.5m
- 保証書、説明書類
- キープラー
- 交換用キーキャップ×4
説明書は日本語でも書かれていました。
キーボード前面
キーボード前面には接続用のUSBポートと、ストロークモードの切り替えスイッチが搭載されています。
キーボード裏面には角度調整用のスタンドが内蔵されており、2段階の角度調整が可能になっています。
傾斜の度合いって人それぞれ好みがあると思いますが、こんな感じで何段階か角度調整できるのは嬉しいポイント。
シンプルな見た目、ゲーミング仕様なバックライト
Captain87のデザインは非常にシンプルで個人的にめちゃ好みです。
ケースはアルミ製で、ずっしりとした重さはありますが、質感はかなり上質です。
キーキャップは側面印字かつバックライト透過タイプなので、バックライトを付けなければパッと見無刻印で渋い。
キーキャップの色は明るめのグレーから黒めのグレーにグラデーションがかかっているのもおしゃれですね。
バックライト付けなければオフィスで使えるレベルにはシンプルで格好良いです。
しかしバックライトを付けると雰囲気は一変。
THE ゲーミングキーボードという派手派手な感じになります。
RGBライティングの種類も22種類と豊富で、明るさやカラーも変えられるので自分のデスクに合わせた光らせ方ができそうです。
ちなみに専用ソフトを使うことでオリジナルのライティングパターンも作れるようです。
デスクにこだわってるおしゃれさんにもおすすめ!
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仕事でもゲームでも使いやすい80% レイアウト
フルレイアウトキーボードからテンキー部分だけバコッと取り除いたような形の80%レイアウト(テンキーレス)なので、
仕事でも(事務作業で数字入力しなければ)快適に使えるキーボードです。もちろん、ファンクションキーをよく使うゲームにもピッタリ。
75%レイアウトだと、方向キーやPgUP、DELなどの特殊キーがコンパクトにまとめられて、フルレイアウトに慣れているとちょっと使いにくい部分もあるので、
この形の80%レイアウトは個人的にベストですね。
ファンクションキーもいらないという人は、よりコンパクトサイズなCaptain72がおすすめ。
性能はそのままにキー数が68キーに減っているので、スマートなキーボードが使いたい人はこっちも検討してみては?
注意点としてはCaptain87とCaptain72ではキーキャップのデザインが違う事。
Captain87はグラデーションが付いていて上面は無刻印ですが、Captain72は紺×黒×ピンクカラーでキーキャップ上面に印字されています。
ガスケットマウント搭載で快適な打鍵感
三層の吸音フォームのガスケットマウントを搭載しているようで、打鍵感は良好な印象を受けました。
静音性としては超静音というわけでは無く、「カチャカチャ」と「カタカタ」の中間的な雰囲気です。
「コトコト」した打鍵感が世間だと好評だったりしますが、Captain87はコトコト系では無いですね。
普通のキーボードよりは静かですが、静かな場所で使うとなるとちょっと目立ちそうなレベル。
まぁ外に持ち歩くサイズでも無いですし、WEB会議やボイチャ、配信の邪魔にならない音量だとは思います。
キーは軽すぎず適度に反発してくれるし、底付き感もあまり感じないので長時間使用していてもストレスを感じないクオリティになってます。
キースイッチは公式説明は無いのですが、表面の文字を見る限りOutemu Magnetic Pink Switchだと思われます。
タイプとしては磁気式のリニアタイプですね。
スペックを見る感じキーの押しはじめは40gfと軽く、終端が60gfなのでしっかり反発してくれるようですね。
この辺は完全に好みの問題になってしまうので、スカスカレベルに軽い打鍵感を求める人には適さないですが、
少し重めの打鍵感が好きな人にはベストな打鍵感です。僕もかなり好き。
もちろんホットスワップ対応なので、キースイッチを好みに合わせて入れ替え可能。
とりあえずデザインとバックライト目的で買って、あとでキースイッチを付け替えても良いかもしれません。
0.1mm単位で調整可能なラピトリ設定
FPSなど競技性の高いゲームをやるならもはやマストになってるレベルのラピッドトリガー、このMageGee Captain87にももちろん搭載されています。
専用アプリMageGee Driverを使うことで、
アクチュエーションとリリースは0.1mmから3.7mmまで0.1mmずつ、
ララピッドトリガーの感度はON/OFFともに0.2mmから2.5mmまで0.1mmずつ設定可能です。
ちなみに翻訳が若干ガバガバで、アクチュエーションは「押す」、リリースは「リフト」と表示されています。
アクチュエーションやララピッドトリガー感度を設定するにはキーストローク設定タブのカスタマイズモードを選択。
それぞれのキーに別々の設定も可能で、ラピッドトリガーを適用するにはFull Quick TriggerをONにして設定してください。
設定が完了したらOKを押し、キーボード本体に付いているモード切り替えスイッチを一番右(カスタマイズモード)にすればOK。
ちなみに、Captain87はカスタマイズモードの他に快適モードとゲーミングモードもあります。
※急速モードはCaptain87、Captain72では非対応のようです。
それぞれの違いは、快適モードはアクチュエーションとリリースが2.0mmでラピッドトリガーが無効で普通の使い方に適している設定、
ゲーミングモードはアクチュエーションが0.5mmでラピッドトリガーが有効、感度はON/OFFともに0.5mmになっている、名前の通りゲーミングモードです。
ラピッドトリガーキーボードを初めて使う場合は、とりあえずゲーミングモードで遊んでみて、もっと感度変えたいと思ったらカスタマイズモードで色々いじると良いと思います。
キーマップ変更やFnレイヤー設定、マクロ編集もひととおり可能
キーストローク設定以外にも、キーマップ変更やFnレイヤー設定、マクロ編集も可能なのでより自分好みのカスタマイズができますね。
複数レイヤー機能はありませんが、Fnキー+システムキーを除いた全てのキーにマクロやショートカットが設定可能です。
ちなみにFnキーを使ったショートカットを多用する場合はFnキーのラピッドトリガーは無効にしとくのをおすすめします。
押してるつもりがちょっと浮いちゃってて反応しなかった…なんて事が時々ありました。
マクロの編集方法はマクロ編集タブを開きマクロファイルを作成、編集したいマクロファイルを選択した状態で記録開始ボタンを押せばOK。
あとは好きなマクロを打ち込んで記録終了からの保存ボタンで完了。
マクロファイルを左クリックでファイル名も変えられます。
念のために書いておきますが、作成したマクロをゲーム内で使用した場合ハードウェアチートとして認識される可能性があります。
ゲームで使っちゃった場合初めてなら、現在の試合を強制中止+注意とかで済むかもしれませんが、
最悪アカウントBANなどの重いペナルティを受ける場合がありますし、
公式の大会でやらかしたらBAN+出禁もありえます。
チャット芸で使う程度なら良いかもしれませんが、チートとして認識されるような事はダメ絶対!
無線接続には非対応
1つ残念なポイントがあるとすれば、無線接続非対応な事。
ゲームでは有線接続じゃないと入力遅延が発生して不利になり得ると思いますが、
無線接続にも対応していればもっと取り回しが楽になったのに…といった感じ。
あと、付属のUSBケーブルは普通のAtoCケーブルなので、コイルケーブルを使いたい人は別途用意してください。
僕もデスクの見た目を良くしたかったのでコイルケーブルを購入しました。
購入したのはSNSで教えてもらったZIYOU LANG C02というケーブル。
Amazon価格は1,980円で、かなり低価格ながら造りはしっかりしていました。
カラバリも豊富なので一緒にチェックしてみては?
まとめ
今回はスマートでシンプルなデザインながらバックライトはバチバチに派手なゲーミングキーボード、MageGee Captain87をレビューしてきました。
キーストローク設定は3種類あり、ラピッドトリガーにも対応しているのでゲームでもそれ以外でも快適に使えるのは非常に魅力に感じました。
打鍵感も適度な反発がありつつも、スッと押し込めるのでタイピングしていて快適でした。
反発感のあるリニアキーボードが欲しいならかなりオススメな選択肢です。
価格も13,000円程度なので、割と手が出しやすいのも非常に魅力。
ラピトリキーボードを初めて買う人にも十分おすすめできるクオリティです。
打鍵感や性能のみならず、デザインに惹かれた人も買う価値アリです。ぜひチェックしてみてはいかがでしょうか?
以上、NFR(@NFRlog)でした。
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