こんにちは、Nao(@NFRlog)です。
今回は配信始めたての人に最適なアイテム FIFINE AmpliGame SC3をレビューしていきます。
FIFINE AmpliGame SC3は、ライティングも派手でないわゆるゲーミングオーディオミキサーですが、
なによりコスパがすごいです。
接続するだけで使えるし、ループバック機能や入出力音量をそれぞれ調節できるフェーダーなど、直感的に使える1台。
FIFINEらしい手頃な価格ながら高機能なこのミキサー、配信用ミキサーのエントリーモデルとして最適な1台なのではないでしょうか。

配信者でミキサー持ってない人はとりあえず買っても損しないクオリティでした!
FIFINE AmpliGame SC3 概要
スペックを確認
製品名 | FIFINE AmpliGame SC3 |
---|---|
接続方式 | USB-C(ドライバ不要) |
対応デバイス | Windows、Mac OS、PS4、PS5 |
マイク対応 | XLR、48Vファンタム電源対応 (コンデンサー/ダイナミックマイク) |
音量制御 | マイクゲイン、ライン入力、モニタリング、ライン出力(4つの独立フェーダー) |
ループバック機能 | PC音声とマイク音声の同時配信対応 |
ボイスチェンジャー | 6種類のモード、12段階のピッチ調整可能 |
カスタム効果音 | 最大4つ(15秒以内)の録音・再生対応 |
RGBライティング | ダイナミック/単色/アニメーション(オフ設定可) |
重量 | 約297.4g |
カラバリ | ブラック/ホワイト |
外観
外箱




今回はホワイトをご提供いただいています。
フェーダーのつまみは共通で黒色なので、別途白いつまみを購入して真っ白ミキサーにしている人も居ました。


- FIFINE AmpliGame SC3本体
- USB-Cケーブル(Type-A/Type-C変換対応)
- 3.5mmオーディオケーブル
- 説明書


USBケーブルは元々はCtoCですが、片側にTypeA変換アダプターが付いています。
FIFINE製品についてくるケーブルは大体変換アダプタ―も付いているのでありがたいですね。
あとちゃんとfifineのロゴも印字されているこだわりよう。


ボタン説明
48Vボタン | コンデンサーマイクを使用するときにONに |
---|---|
ライトボタン | ボタンのRGBライト制御(長押しでON/OFF) |
ELECTRIC | 12段階のピッチ調整 |
CHANGE VOICE | 6種類のボイスチェンジ |
CUSTOM | 最大4つ(15秒以内)の録音・再生対応 |
MUTE | 対応する入出力をミュート |
MIC MONITOR | マイクの音声のモニタリング |


本体上面には入力端子がまとまっています。
左からUSBポート・LINE OUT・ヘッドフォン・LINE IN・ヘッドセット、ダイナミックマイク/コンデンサーマイク切替スイッチ、コンボジャックです。
端子が上側にまとまっているので配線も綺麗にできますが、
ヘッドフォン端子だけは手前側に付いててほしかったかな。抜き差しする事も結構あるので。


コンボジャックはXLRケーブルと標準ジャック両方接続可能なので、やろうと思えばエレキギターなんかも接続できますね。
ダイナミックマイク/コンデンサーマイク切替スイッチは音の感度が変わるようです。
コンデンサー側は感度低め、ダイナミック側は感度が高めで音量が小さくなりがちなダイナミックマイクでも音量を稼げます。


若干傾斜のある形状なので使いやすいですね。
ボディはサラサラした質感なので、指紋汚れが付きにくいのもポイント。
FIFINE AmpliGame SC3 レビュー
初心者でもこれ1台でオールOK


ミキサー初めての人でもとりあえずこれ買っておけば問題ないと言えるレベルの性能。
FIFINE AmpliGame SC3はPCなどに接続するだけでドライバーや特別な設定不要で使用可能。
XLR接続と48Vファンタム電源にも対応しているので、コンデンサーマイクでも追加機器なしで使えます。
マイクやモニターの音量はそれぞれフェーダーで直感的に調整可能なので初心者でも使いやすいですね。
ミキサーによってはそれぞれの音量とマスター音量を調整しないといけなかったり、
慣れないとちょっと面倒なのでSC3のようにフェーダー1つだけ操作すればOKなのは嬉しいポイント。
ループバック機能搭載
PCのゲーム音とマイク音を同時に配信に乗せられるループバック機能を搭載。
安いミキサーには搭載してない事も結構あるので、ここだけ見ても同価格帯のミキサーより優秀といった感じです。
ループバック機能は配信するうえでマストってわけじゃないですが、
細かな音量設定が面倒に感じるならループバック機能が付いているミキサーにした方が無難ですね。
配信を彩る?エフェクト機能


6種類のボイスチェンジモードと12段階のピッチ調整機能(音程調整機能)も搭載。
個人的にはあまり魅力を感じないというか、無くてもいいというか…
最初に書きましたが、雑談メインの面白系配信者はネタにできると思います。
ボイスチェンジャー機能についてはサウンドチェック項目で音声を載せてみましたが、
ピッチ調整機能はあまり機能しているように聞こえませんでした。
また、4つのカスタムボタンを使う事で15秒以内ジングルやSEを即座に流せます。
専用ソフトを使って音源を登録するのではなく、ミキサー側に録音しといてそれを流すだけなので音質はちょっと悪くなります。
こっちも魅力に感じる人は嬉しい機能って感じですね。
圧倒的ハイコスパ
Amazonだと定価7,500円、セール中だと最安6,000円くらいになるお安さも魅力。
XLR対応やループバックをこの価格で実現する製品は結構レアだと思います。。
配信者向けミキサーとして有名なYAMAHA AG03MK2なんかは20,000円超えますからね。



始めたてでどれだけ配信するか分からないのに20,000円は出しにくいですが、6,000円ならまぁ買っちゃっていいんじゃないの?って言えるレベルです!
サウンドチェック
音質比較
SC3接続
USB接続
どちらもFIFINE TANK3というダイナミックマイクで録音しています。
余計なエフェクトとか入れたくなかったので、Windowsにデフォルトで入っているサウンドレコーダーソフトを使って録音しました。
TAKN3自体が音質良いのでどちらも聴きやすく感じますが、
SC3に接続して撮った音声の方が低音が出ていて落ち着いた雰囲気に聞こえますね。
USB接続の方がちょっと抜けが良すぎるというか、声が高い人だとキンキン響きそうな雰囲気を感じました。
スピーカーによってはあまり差を感じないかもしれませんが、イヤホンで聴くと結構印象が違いますね。



低音が出ている方がなんか良い声に聞こえる気がしますね。
ちなみに切替スイッチをダイナミックマイク側にすると感度が良くなり、ホワイトノイズも乗りやすくなるので配信ソフト側でノイズフィルターをかけるとより高音質になりそうです。
ボイスチェンジサンプル
ボイスチェンジモードのサンプルとして、今回はbabyとfemaleを使って録音してみました。
baby
female
エフェクトをリアルタイムでかけているため、ところどころ音声がぶつ切りになってしまってますが、案外遊べるクオリティですね。
気になったポイント
モニター音にノイズが乗る
LINE OUTやHEADPHONE端子を使う際「サー」というようなホワイトノイズが気になりました。
PC側の設定を変えても変わらず、
イヤホンでもスピーカーでもノイズが乗っていたのでミキサー側の問題だと思います。
マイク側のノイズが入っているだけなら上手い事調整できたのですが、
常に一定の音量でノイズが乗っていたのでどうしようも出来なさそうです。



配信中はマイクモニター機能を使わないのでイヤホンは別途DACにつないでいます。
まとめ


今回はFIFINE AmpliGame SC3をレビューしていきました。
接続するだけで簡単に使える上、
XLR接続やループバック機能も搭載しているので最初の1台にピッタリなミキサーだと感じました。
USB接続と比べて低音が出ているので、声の安定感が増してより良い声に聞こえる事間違いなしです。
ただモニター音にノイズが乗る事だけ残念でしたが、値段も安めだししょうがないのかな?と思えるレベルですね。



今までマイクをUSB接続してた人は、より配信の質を上げるために使ってみてはいかがでしょうか?
以上、Nao(@NFRlog)でした。