こんにちは、Nao(@NFRlog)です。
今回はブログ始めたての時にレビューしたメーカー、EarFunの新作イヤホンをご紹介。
EarFun OpenJumpは最近付けている人が増えてる耳を塞がないオープンイヤータイプのイヤホンです。
スポーツ中や家事をするときなど、イヤホンを使いたいけど外音も聞こえるようにしておきたい。
そんな時に便利なオープンイヤーイヤホンですが、EarFun OpenJumpはかなり快適な付け心地でした。
もちろんEarFunらしい迫力ある低音は健在。
というわけで本記事では、その性能や音質など詳しくレビューしていきます。

EarFun OpenJump 概要
スペック
ドライバー | 14.2mm ウールコンポジットダイナミックドライバー |
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重量 | イヤホン片側:7.8g 充電ケース(イヤホン込):73.5g |
サイズ | イヤホン:約40mm(幅)× 25mm(高さ)× 20mm(奥行) 充電ケース:約73mm(幅)× 65mm(奥行)× 26mm(高さ) |
Bluetoothバージョン | Bluetooth 5.3 |
対応コーデック | SBC、AAC、LDAC(ハイレゾオーディオ対応) |
バッテリー持続時間 | イヤホン単体:最大11時間 充電ケース併用:最大42時間 |
充電時間 | イヤホン:約45分 充電ケース:約1.5時間(USB-C) |
急速充電 | 10分充電で2時間再生 |
防水性能 | イヤホン:IPX7(SweatShield技術) 充電ケース:防水非対応 |
アプリ対応 | EarFun Audioアプリ(EQカスタマイズ、シアターモード、ゲームモード対応) |
外観
外箱

付属品

- EarFun OpenJump本体
- 説明書×2
- 充電用ケーブル(USB AtoC)

ケースは大きめ手のひらサイズ。
ポケットに入れて持ち運ぶにはちょっと大きいです。


ケースの手前側にはLEDインジケーター、裏側には充電ポートが付いています。
ここら辺は一般的なワイヤレスイヤホンと同じ。

パカッと開けるとペアリング用のボタンが出てきます。
ボタンを長押しすることでペアリングモードに移行します。ここら辺は説明書に詳しく記載されています。
イヤホン本体


イヤホン本体は結構コンパクト。
デザインも黒一色なので非常にシンプルですね。

シェル部分は26°傾いている指向性伝音構造になっていて、音をロスすることなく耳道に直接伝えやすく音漏れも軽減しているようです。
この傾きが丁度耳の穴にフィットして安定感が向上しているように感じました。
性能チェック
ハイレゾにも対応しているクリアな音質

EarFun OpenJumpは、14.2mmのウールコンポジットドライバーとBassSurge技術を搭載しており、
これにより深みのある低音とクリアな高音を実現しています。
オープンイヤータイプながらLDACにも対応しているので、ハイレゾオーディオのストリーミングが可能です。

ながら聴きでも音楽や動画など高音質で楽しめますね!
長時間使用に適した装着感とバッテリー性能


片側7.8gの軽量設計とチタン合金製イヤーフックにより、優れた装着感を提供しています。
今まで何度もオープンイヤー型のイヤホンをレビューしてきましたが、
正直このEarFun OpenJumpが一番付け心地良いですね。



全体的に軽いし、シェル部分も耳にちょうどフィットするので快適さが段違いです!
また、バッテリーはイヤホン単体で11時間、ケース併用で最大42時間の再生が可能。
10分の急速充電で2時間使用できたりワイヤレス充電に対応している点もGOOD。
マルチポイント接続にも対応


マルチポイント接続に対応しているので、2台のデバイスを同時に接続可能です。



僕の場合、外ではスマホ家ではPCで使うことが多いのでありがたいポイント!
ちなみにマルチポイント接続とLDAC接続は併用できないので注意。


音質チェック
全体的なインプレッション


一言で言うなら流石EarFunといった低音バキバキドンシャリサウンドですね。
以前レビューしたEarFun Air Pro3もそうですが、低音がこれでもかというほどしっかり主張してきます。
メインはぶ厚い低音。
中音、高音はちょっと抜けが悪いというか、ぼわついた印象を受けました。
低音は素晴らしい分中音、高音のもう1歩感がありますね。
一応イコライザーを使えばまとまりが良くなりますが、イコライザーありきのイヤホンはちょっとネガティブな印象…



専用アプリを使いたくない人や、イコライザー設定に詳しくない人でも楽しく聴けるチューニングだといいなぁ…
解像度はオープンイヤータイプなら次第点かな?といった雰囲気。解像度高いとは言えないけど、不満を感じ出るほどでは無いです。
カナル型でこの解像度だとちょっと不満ですが、ながら聴きなら問題なく楽しめるクオリティですね。
音の広がりもあまり無く、耳元でまとまって鳴ってる感じ。
正直解像度や音の広がりに関してはオープンイヤータイプに求める物でも無いですからね。
色々文句も言ってしまいましたが、ながら聴きイヤホンとしては十分おすすめできる音質なのは確かです。
やはり低音がしっかり出ている分迫力あるサウンドを楽しめるのは良いですね。
低音
全体的なインプレッションでも書いた通りぶ厚いです。
変にこもった感じは無くグイグイ主張してくる感じ。
オープンイヤータイプだと低音がスカスカになりがちですが、
ここまで低音がしっかりしていると迫力をしっかり感じますね。
中音
「悪くは無いけどちょっと抜けが悪いよね」という印象。
低めの男性ボーカルは違和感無いですが、ハイトーン寄りの男性ボーカルや女性ボーカルの場合もこもってる感がありました。
音自体は低音に負けず鳴っているので、あとはもっとスッキリしてくれればよかったかなぁ…
高音
中音と同じく抜けが悪い印象。
ただ嫌なシャカシャカ感はありませんでした。
バンドサウンドやストリングスメインの楽曲の場合高音がもっとスッキリ鳴ってくれる方が気持ちよく聴けそうです。
シンバル(特にハイハット)も埋もれがちなので、もっとアタックが強い方がよりまとまりが良くなるんじゃないかな?
一応イコライザーで高音を強くしたりもしましたが、ぼわついた感じはあまり改善しないですね。
それでもしっかり主張することで聴きやすいドンシャリサウンドに変化しました。
気になったポイント
シアターモードはもう1歩
オープンイヤータイプという事もあってか音の立体感が弱く、
そこでシアターモードの良さは感じませんでした。
EarFun OpenJumpはあくまでもながら聴き用として、
空間オーディオなどの迫力あるサウンドを楽しみたい場合はカナル型イヤホン安定ですね。
まとめ


今回は付け心地抜群で価格も良好なオープンイヤーイヤホン、EarFun OpenJumpをレビューしていきました。
片側7.8gの軽量設計とチタン合金イヤーフックによる付け心地は本当に快適でした。
これで中高音の抜けが良くスッキリした聴きごたえなら最高でしたが…
とは言え、Amazon価格で8,990円(セール中なら7,640円程度)でこの付け心地と考えると買う価値はあるかな?といった印象です。
装着感最優先のながら聴きイヤホンが欲しいならぜひ商品ページをチェックしてみてください。
以上、Nao(@NFRlog)でした。