こんにちは、Nao(@NFRlog)です。
今回は以前レビューした衣類スチーマー Morus V6の後継機、Morus V3のご紹介です。
ハンガーにかけたままササっとシワ伸ばしできる衣類スチーマーですが、
前モデルのMorus V6は色々残念ポイントも多く…
しかし新登場のMorus V3は前モデルでの不満点が改善されてより使いやすくなりました。
より使いやすく、よりおすすめできるMorus V3を実際に使ってみたのでレビューしていきましょう!
Morus V3 概要
スペック
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サイズ | 113 × 162 × 292mm |
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重さ | 850g |
消費電力 | 900W |
スチーム穴数 | 7つ |
注水量 | 350ml |
予熱時間 | 30秒 |
スチーム量 | 約16g/分 |
吸引力 | 3,000pa |
コードの長さ | 1.8m |
外観


- Morus V3本体
- 毛取り・香り付け用アタッチメント
- 香り付け用セラミックパッド(製品版は5つ、白色)
- 説明書

全体のフォルムはこんな感じ。

通電中は青いライトが点灯。

上部はスチーム部分と吸引部分に分かれています。

前モデルのV6は上部が吸引、下部がスチーム部なので逆になってますね。
パッと見た感じV3の方は安っぽく見えますが半額近く安くなってるからね、こういう所でコスト削減してるのでしょう。

グリップ部分(人差し指側)には稼働トリガーが付いています。
カチッと押しっぱなしにするタイプですね。
ちなみに下の方に付いているスイッチは水タンクの取り外しスイッチです。

グリップ部分の反対側には吸引ON/OFFスイッチが付いています。

半透明な水タンクは水の残り残量が分かりやすく、給水口も大きいので給水がかなり楽でした。

毛取り・香り付け用アタッチメントを装着することで衣類の表面に付着したホコリやペットの毛などをしっかり吸い取ったり、
アロマオイルを垂らせば洋服に香りを付けることも可能。
ただこのアタッチメントは少し取り付けにくかったです。
上部を固定させて下部をカチッと押し込むと付けやすいです。
Morus V3性能まとめ
真空吸着技術でハンガーにかけたままシワ伸ばしが可能

Morus V3は独自の真空吸着技術を採用しています。
衣類を本体にピタッと密着させられるので、ハンガーにかけたまま片手でシワを伸ばせるのは快適ですね。
やはりアイロン台が不要というのは忙しい毎日においてかなりありがたいです。
吸着はON/OFFが切り替え可能なので、綿から繊細なフリルまで幅広く対応します。
850gの軽量設計で持ちやすい形状なので、長時間使っていても腕が疲れにくいですね。
前モデルは腕がすぐ疲れてしまいました…
高温スチームで除菌・消臭

高温スチーム(約16g/分)が衣類の繊維深部に浸透し、
99.9%の細菌やダニを除去、汗臭や飲食臭を効果的に分解してくれるようです。
また、30秒で予熱が完了するためすぐに使用可能なのも嬉しいポイント。
忙しい朝でもササっとシワ伸ばしできるのは正に現代社会の心強い味方。
ぬいぐるみやクッションなど洗いにくいアイテムにも使えるので、お気に入りアイテム達をより清潔にできます!
新搭載の香り付け機能

Morus V3はセラミックパッドにアロマオイルや香水をたらしてつかう香り付け機能を新搭載しました。
高温スチームで香り分子を繊維に定着させることで、自然な香りを長時間持続できるようです。
衣類だけでなく、ぬいぐるみやクッションにも香りを付けられるので、
お気に入りアイテムにお気に入りの香りを付けるのも楽しそうです。
また、セラミックパッドは繰り返し使用可能なので経済的。
ただ小さいパーツなので無くさないように注意!
使い方は付属のセラミックパッドにオイルをたらし、アタッチメントに装着してスチームするだけ。
香りが付きすぎないように少量ずつたらす事をおすすめします。
ちなみに写真ではサンプル品のため黒いセラミックパッドですが、実際は白いセラミックバッドが届くようです。
前モデル『V6』からの変更点
自立式デザインで使いやすさ爆上がり

個人的に一番良かった進化ポイント。
新採用の自立式構造により、作業中でも本体をサッと置けます。

前モデルは専用のアクリルスタンドを使わないと立てかけられず、お世辞にも使いやすいとは言えなかったんですよね…
Morus V3は本体の下部分がどっしり膨らんでいるおかげで、
サッと置けるし腕が引っかかっても倒れないので本当に使いやすくなりました。
更に独自の設計で手首への負担が少なく、かなり持ちやすくなりました。
前モデルはドライヤーに近い形で、長時間使ってると手首の負担が凄まじかったのですが、
Morus V3の形なら長時間使っていても疲れにくいですね。
水タンク容量がアップ(連続スチーム10分⇒30分)


Morus V3は350mlの水タンクを搭載し、前モデルV6の約2倍の容量を実現しました。
最大30分の連続スチームが可能で、メーカー曰く一度に最大25枚の衣類をスチームがけができるそう。


また、前モデルは漏斗を使わないと給水できず、付属の漏斗も小さく給水に時間がかかっていたのでかなりイライラポイントだったのですが、
Morus V3は給水口が大きくなったのでササっと給水できるのでかなり快適です。



地味だけどめっちゃありがたい進化ポイント!
糸くずフィルターが取り外し可能に


Morus V3は、糸くずなど吸引する糸くずフィルターが取り外し可能に進化しました。
前モデルV6では固定式だったので水洗いなどできずホコリが取り切れずモヤモヤしていましたが、
簡単に外して洗える仕様になったので水洗いしていつでも清潔に保てるようになってます。
これにより、メンテナンスが容易になり、衛生的に長期間使用可能です。



ペットを飼っている人や清潔さを重視する家庭にもとてもおすすめできる製品になりましたね!
値段はほぼ半額に
一番のビックリポイント。
改良点が多くあるのに値段は一気に半額になってます。
前モデルは19,800円という高価格帯でしたが、
自立しなかったり厚手シャツは吸着が弱く、そこまでシワが伸ばせなかったりそもそも持ちにくかったり、
価格と性能が一致していない感が凄まじかったです。
しかしMorus V3は9,980円。やっすい。
他社の衣類スチーマーも1万円前後なので、十分適正価格だと思います。



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簡略化された機能
価格が半額になってるだけあって、簡略化された機能もあります。
- スチーム量は1段階のみ(前モデルはトリガーを押し込む強さで可変)
- 吸引モードはON/OFFのみ(前モデルは2段階調整可能)
スチーム量も半分程度に減っているように感じましたが、
前モデルではむしろ過剰で水シミができるレベルだったのでむしろ良かったと思います。
吸引モードも使ってる感じON/OFFだけで不便してないですね。



総じて、無くて良い機能を削減しつつコストを削減した感じがします!ナイス判断!
あとは全体的な造りが安っぽくなってますね。




前モデルは全体的に高級感がある造りに見えますが、
まぁ性能に影響しない所なので思いっきりコストダウンしたのでしょうね。



生活家電は見栄えより性能や価格の方が大事です!
使用感レビュー
今回は薄手のワイシャツと厚手の襟付きシャツでスチーム掛けしてみました。
どっちも洗濯シワが付いているのでどれだけシワが取れるかチェックしてみましょう。
ワイシャツ


まずはワイシャツから。
一番しわっしわになってる所をシワ伸ばししてみます。


前モデルよりシャツがピタッと吸着しています。
ただ1度だけだとシワは残ってしまうので、できるだけ完璧にシワを伸ばしたいなら何往復か必要でした。


スチーム掛けするとこんな感じ。
肉眼で見てもシワは気にならなかったですね。
スチーム量も多すぎないので水シミの心配も無さそうです。
また、通常のプレスするタイプのアイロンと違いパリッとした感じは出ず、ふんわりした仕上がりです。
厚手のシャツ




厚手の襟付きシャツだとこんな感じ。
前モデルと違いしっかりシワ伸ばしできてます。




ちなみに前モデルだとこんな感じです。
生地が厚いせいかピタッと吸着せずシワを伸ばしきれませんでした。
両方とも生地の厚さはほぼ同じでしたが、吸着の仕方が全然違いました。
Morus V3はピタッとくっついてくれるんですよね。
ワイシャツと比べると時間がかかってしまいますが、それでも数分あればここまで綺麗になるので、
着たいシャツがシワだらけだったとしてもMorus V3があれば安心です。
使用感まとめ
とにかく持ちやすいし前モデルより圧倒的に使いやすかったです。


厚手の生地でもしっかり吸着してくれるので本当に片手でスイスイスチーム掛けできました。
スチーム量もちょうど良く、シワが強いところを何往復してもビシャビシャにもならず。
前モデルの不満点がほとんど解消されていますね。



糸くずフィルターも水洗いできるので衛生的だし、長く使える1台になりそうです!
気になったポイント
吸着機能ONだと結構うるさい
ほぼドライヤーと変わらないモーター音のうるささです。
これだけ吸着するならそりゃうるさくなるよなってレベルですが、
赤ちゃんが居るご家庭だと使用タイミングに気を付けたほうがいいかもしれません。



もちろん、吸着機能を使わなくてもスチーム掛けはできるのでその時々で切り替えて使いましょう。
まとめ
今回は真空吸着技術や香り付け機能、大容量タンクを備えた衣類スチーマー、Morus V3をレビューしていきました。
前モデルV6から容量、価格、フィルター、吸着力でしっかり進化しているので、コスパ的にもオススメな1台になってますね。
手軽な操作性と多用途性は、間違いなくQOLを向上させるのではないでしょうか?



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以上、Nao(@NFRlog)でした。