こんにちは、Nao(@NFRlog)です。
ハイコスパなイヤホンメーカーEarFunから新しいワイヤレスイヤホンが登場しました。
今回レビューするEarFun Air Pro 4+は約1年間の徹底的な研究とテストを経て、音質面で新たな高みを実現したとの事。
実際に聴いてみても、EarFunらしいパワフルかつクリアなサウンド。
さらにEarFun唯一のLDACとマルチポイント接続併用可能でワイヤレス充電や装着検知機能も搭載した、フラッグシップモデルと言っても過言では1台ですね。
今回はそんなEarFun Air Pro 4+の性能や音質など詳しくレビューしていきます。
EarFun Air Pro 4+ 概要
スペック
| Bluetooth | 6.0 |
|---|---|
| ドライバー | ハイブリッドタイプ(BAドライバー+10mmダイナミックドライバー) |
| コーデック | aptX Lossless, aptX Adaptive,LDAC,LC3, SBC, AAC |
| バッテリー性能 | ケース込み:最大54時間 単体:最大12時間 |
| ANC | QuietSmart 3.0 (最大50dB低減) |
| 防塵防水規格 | IP55 |
| 特徴 | 装着検出/ワイヤレス充電/低遅延モード(50ms未満)/LDACとマルチポイント接続が併用可能/Google Fast Pair対応 |
外観
外箱

付属品

- EarFun Air Pro 4+本体
- イヤーピース(5サイズ)
- USB AtoCケーブル
- 説明書類

ケースはこんな感じ。
マットな質感のシンプルなデザインです。

ケース底面には充電用USB Type-Cポートとペアリングスイッチが。

パカッと開くとこんな感じ。
白く光っているランプはバッテリー残量やペアリング状況を表すものです。

イヤホンのデザインもシンプルですね。
他のEarFunイヤホンとあまり変わらない見た目です。

イヤホンの〇の部分はタッチセンサーになっています。
タッチ操作の設定はアプリ上から可能です。


シェル部分はほんの少し大きめかな?という付け心地でした。
違和感があるレベルじゃなかったですが、耳の小さい人はちょっと大きく感じるかも。
EarFun Air Pro 4+ レビュー

さらなる高音質を実現した旗艦モデル
EarFun Air Pro 4+はBA ドライバー+10mm ダイナミックドライバーのデュアルドライバー構成。
さらに各ドライバーの配置にこだわりがあるようで、曰く『ドライバーの磁気干渉を最小限に抑え、透明感と明瞭さに優れたサウンドを実現』しているそうです。
実際聴いてみても低音と高音のバランスがとてもよく感じられ、ズンズンした低音と突き抜けるようなクリアな高音が魅力的でした。
もちろん装着検出やワイヤレス充電にも対応。
ゲームモードでは50ms未満の低遅延を実現しています。
バッテリー性能も良好でイヤホン単体で最大12時間、ケース込みだと最大54時間再生可能です。
軽い装着感+大容量バッテリーのおかげで1日イヤホン使い続けたいヤバいヘビーユーザーでも満足できるんじゃないでしょうか。
EarFunらしさ溢れる低音ズンズンサウンド
EarFunのイヤホンと言えば沈み込むようにズンズンなる低音だと勝手に思っていますが、
今回もドンシャリフリークでも満足できる低音ズンズンサウンドになっていました。
しかし他の音域も低音に食われることなくパワフルでハキハキと鳴ってくれるので迫力も明瞭感も両立しているサウンドです。
全体的に透明感があり抜けも良いのでどんな曲でも楽しく聴けると思います。
チューニングは低音強めなドンシャリサウンドって感じなので、
聴いてみて低音が強すぎると思ったらイコライザーをいじってみても良いかもしれません。
アプリから設定できるイコライザーもプリセットが多数あるのでそちらもお好みで。
また残響感はあまり無く1音1音がスッと消えていくので、コンサートホールで聴くようなライブ感はあまり感じられません。
ここら辺は完全に好みですが、個人的にはこのスッキリサウンドはかなり好きです。
実用的なノイキャン性能

ノイズキャンセリング機能もしっかり優秀。
EarFunの独自技術「QuietSmart 3.0」により最大50dBのノイズ低減を実現しています。
騒がしい場所でも音楽に集中できる環境に早変わり。
耳が詰まる感じもほとんどなく、かなり優秀なノイキャンだと感じました。
いつでもどこでも純粋に音楽を楽しみたい人にもオススメです。
また、アプリ上ではデフォルトの『AI聴覚適応型ANCモード』、外部環境に合わせて強度が調整される『AI適応型ANCモード』、自分で強度を調整できる『手動調性』、風が強い場所でマイクに当たる風切り音を低減する『ウィンドカットANCモード』が選べます。
電車や飲食店などで色々試しましたが、とりあえずデフォルトの『AI聴覚適応型ANCモード』を選んでおけば快適に過ごせるかな?といった印象。
LDACとマルチポイント接続が併用可能
結構嬉しい人が多そうなポイント。
今までのEarFunイヤホンはLDACとマルチポイント接続が併用できなかったのですが、今回は併用可能になりました。
他メーカーのイヤホンでもLDACとマルチポイント接続が併用できる製品ってそこまで見かけたこと無いのでかなり大きな特徴と言えるかもしれないです。
僕もそうですが、スマホでは高音質なLDACコーデックで楽しみたいけどPCでもイヤホンを使いたいという人は今までやきもきしていたと思いますが、
EarFun Air Pro 4+なら音質も利便性もどちらも満喫できるわけですね。
一方で、バッテリーの減りが早まる事と接続が途切れやすくなる場合があるので注意が必要です。
僕の環境では接続が途切れる事は無かったですが、端末同士の相性によってはブツブツ途切れてしまうかもしれません。
気になったポイント
音の広がりが狭い
唯一気になったポイント
いわゆる音場が狭いってやつですね。
色んな音が耳の近くで鳴っている感じがあり、音の多い楽曲だと少しごちゃごちゃしているように感じてしまいました。
音質は非常にクリアなので「何が何だか分からない!」という感じにはなりませんが、
もっと広々鳴ってくれると更に気持ち良く音楽を楽しめる気がしました。
まとめ

今回はEarFunの実質的なフラッグシップモデルAir Pro 4+をレビューしました。
機能面でも音質面でも妥協を感じない1台で、聴いていてとても楽しいと思えました。
ノイキャン性能も優秀なので、いつでもどこでも良質な音楽を楽しみたいならピッタリですね。
価格は1万円オーバーですが、それだけの価値がある1台と言えるでしょう。
気になった方はぜひ商品ページをチェックしてみてください。
以上、Nao(@NFRlog)でした。
