こんにちは、Nao(@NFRlog)です。
今回はSOUNDPEATSの新作イヤーカフ型イヤホンClip1をご紹介。
耳を塞がないオープンイヤー設計で、ランニングや家事中にも周囲の音を聞きながら音楽を楽しめます。
SOUNDPEATSは今までもUUイヤーカフやCCイヤーカフといったイヤーカフ型イヤホンを発売してきましたが、
その集大成と言ってよいほどに付け心地も音質も最高でした。

イヤーカフ型イヤホンのオススメを聞かれたら間違いなくこれを紹介すると思います!
本記事では、その性能や音質を詳しくレビューします。
SOUNDPEATS Clip1 概要
スペック
ドライバー | 12mm デュアルマグネットダイナミックドライバー |
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重量 | イヤホン片側:5.4g 充電ケース(イヤホン込):48.4g |
対応コーデック | SBC、AAC、LDAC(ハイレゾオーディオ対応) |
バッテリー持続時間 | イヤホン単体:最大8時間 充電ケース併用:最大40時間 |
急速充電 | 10分充電で2時間再生 |
防水性能 | イヤホン:IPX5(耐汗・耐水) 充電ケース:防水非対応 |
接続機能 | マルチポイント接続(2台同時接続)、自動左右判別 |
アプリ対応 | PeatsAudioアプリ(EQカスタマイズ、ゲームモード、Dolby Audio対応) |
その他機能 | タッチコントロール、Dolby Audio(シアターモード)、低遅延モード(80ms)、AutoSense(自動再生/一時停止) |
外観
外箱


付属品


- SOUNDPEATS Clip1本体
- 説明書×2
- 充電用ケーブル(USB AtoC)
- おまけシール




充電用ケーブルは箱の底に入っています。
本体が置かれているプレートを取り出すとケーブルが格納されているスペースが見えるのでお忘れなく。








ケースはシルバー系のカラーリングで格好良いですね。
ロゴはブロンズなので色の対比が良い感じ。
ペアリングボタンはケース背面の充電ポートの横に付いています。




イヤホン本体も今までよりオシャレな造りになっています。


イヤーフック部分はCCイヤーカフイヤホンより硬めですが、
装着してて耳が痛くなる事は無かったです。


スピーカー部分はちょっと大きめに思えますが、その分迫力あるサウンドが楽しめます。
性能チェック
ながら聴きレベル以上の高音質


SOUNDPEATS Clip1は12mmデュアルマグネットドライバーを搭載しています。
LDACコーデックにも対応しておりハイレゾオーディオをも体験可能。
さらにDolby Audioでは、映画やゲームで立体的な音場を演出してくれます。
イヤーカフタイプながら聴きごたえもかなりしっかり。
正直ながら聴きイヤホンでこの音質はSoundPEATSの本気をうかがえますね。
また、PeatsAudioアプリのEQ設定で好みに合わせた音質調整が可能です。
高音、低音の強調やロックやクラシックモードなどのプリセットの他に、好みの設定をカスタマイズできます。
個人的には好みのEQ設定+ダイナミックEQをONにするがオススメです。
ダイナミックEQをONにすると低音がグッとぶ厚くなり迫力が増します。
注意点としては、LDACモード使用時はマルチポイント接続や低遅延モードが使えない事。
ダイナミックEQも使えなくなるのであまり使うタイミングは無いかな?
LDACで聴くよりダイナミックEQをONにして聴くほうが満足感ありました。
イヤホンの左右を気にする必要ない左右自動識別機能


今回から新しく搭載された斬新な機能、それが左右自動識別機能
UUイヤーカフもCCイヤーカフもイヤホンの左右を気にせずケースに入れてフタを閉め、
10秒後に取り出せば自動でLRが設定されていたのですが、
SoundPEATS Clip1はケースに入れる必要がありません。
イヤホンを両耳に付けて数秒待つと自動的に左右識別されちゃうわけです。
人と会話するときなど、一応のマナーとしてイヤホンを外すことがありますが、カナル型と違いポケットや手の中で左右が分からなくなる事も多く…
でもSoundPEATS Clip1ならどっちがどっちだか分からないけど、ケースに戻さずとりあえず耳に付ければOKなのは正直めっちゃ便利です。
軽量で装着感も快適
イヤホン片側5.4gの超軽量設計と柔軟なイヤーカフにより、圧迫感がなく長時間装着できます。
軽量ながらしっかり装着できるので、激しく動いても外れる事はありませんでした。
また、耳にかけるタイプのオープンイヤーイヤホンと違い、耳に挟むタイプなので眼鏡をかけていても干渉せずに使えます。
装着時の見た目もスタイリッシュなのも高ポイント。
イヤーフックの一部がミラー仕上げになってるのも良いですね。
つけっぱでも問題ないバッテリー性能


イヤホン単体で最大8時間、充電ケース併用で最大40時間の再生が可能。
※再生可能時間は音量や再生する内容、使用環境によって異なります。
10分の急速充電で2時間使用できるので、
うっかりイヤホン出しっぱなしで放置しちゃってもパパっと充電してパパっと使えるわけですね。
音質チェック
カナル型イヤホンに追いつくレベル
正直カナル型イヤホンと遜色ないレベルに来ちゃってますね。
ズンズン響くような迫力ある低音とクリアな中音、高音が楽しめます。
音の分離感もしっかり感じられ、イヤーカフタイプにしては音の広がりも感じるのでながら聴きでも満足感が高いです。
ながら聴きだと音量を下げて使うことが多いと思いますが、SOUNDPEATS Clip1は音量が小さくてもどの音域も埋もれることなく鳴ってくれるので、
周囲の音を聞けるようにしておきたい、でも音質も高音質であって欲しい人には最適な1台だと思います。
ちなみに以前購入し、そのクオリティに驚いたCCイヤーカフイヤホンと比較してもこちらの方が高音質に感じました。
CCイヤーカフイヤホンの迫力はそのままに、繊細な音までしっかり鳴っています。
聴きごたえ十分な迫力あるサウンド
ダイナミックEQをONにするとイヤーカフ型と思えない迫力を感じるサウンドになります。
12mmドライバーによる低音は深みと迫力がありますね。
ぼやけた感じも無く弾むようなサウンドはどんなジャンルの曲でもマッチします。
重低音は流石にカナル型には勝てませんが、同価格帯のイヤーカフ型の中では間違いなくトップレベル。
しかし、ダイナミックEQをOFFにしてしまうと低音が一気に埋もれて迫力が薄れてしまうので注意。
やっぱダイナミックEQはマストだと思います。
中音・高音もクリアで明瞭
ズンズン響く低音も素晴らしいですが中音・高音も最高。
抜けが良く明瞭なサウンドです。
中音は若干凹みを感じますが、厚みがあるのでスカスカ感が無いですね。
男性ボーカルだとずっしりした質感を感じられる一方、
高音寄りの女性ボーカルの場合はちょっとだけこもってる気もしますが、めっちゃ集中して聴かないと分からないレベルです。
バンドサウンドだと、ギターのジャキジャキした質感やシンバルなどの鋭い音も◎
ピアノやストリングスも埋もれることなく鳴ってくれています。
刺さるようなシャープさが無いので長時間使っていても耳が疲れにくかったです。
気になったポイント
ダイナミックEQとLDACやDolby Audioは併用不可
イヤーカフ型と思えない聴きごたえを実現している要のダイナミックEQですが、
LDACやDolby Audioと併用できないのは残念に思いました。
Dolby Audioは空間が広くなり臨場感が増すのですが、やはりダイナミックEQによる迫力が無くなると聴きごたえが下がってしまいます。
耳を塞がないイヤホンの構造的に低音が抑えられるとスカスカ感が出てしまうんですよね。



技術的な問題だとは理解していますが、やはりダイナミックEQと他の設定を併用できれば良かったかなぁ…
まとめ


今回は快適さと高音質を両立したイヤーカフ型イヤホン、SOUNDPEATS Clip1をレビューしてきました。
1万円以下のイヤーカフ型イヤホンを探してるならこれが最適なんじゃないかな?
と思えるレベルで高クオリティでした。
迫力ある低音、クリアな中音・高音とサウンド面では申し分なし、
更に長時間使えるバッテリー性能と付け心地。なんなら見た目もオシャレ。最高。
セール中なら8,000円程度で購入できるので、気になった人はぜひ商品ページをチェックしてみてください。
以上、Nao(@NFRlog)でした。