こんにちは、Nao(@NFRlog)です。
今回は、EarFunの新作イヤホン EarFun Air Pro 4iをご紹介します。
EarFun Air Pro 4の派生モデルとして、ノイズキャンセリング(ANC)に特化した設計というアナウンスでしたが、
音質もかなり満足できるクオリティでした。
本記事では、その性能や音質など詳しくレビューしていきます。
EarFun Air Pro 4i 概要
スペック
ドライバー | 11mmチタンコーティングダイナミックドライバー |
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重量 | 51.3g |
サイズ | 55.7mm x 52.9mm x 31.2mm |
Bluetoothバージョン | Bluetooth 5.4 |
対応コーデック | SBC、AAC、LDAC(ハイレゾオーディオ対応) |
バッテリー持続時間 | イヤホン単体:最大6.5時間(ANCオン)/9.5時間(ANCオフ) 充電ケース併用:最大40時間 |
急速充電 | 10分充電で2時間再生 |
防水性能 | IPX55 |
接続機能 | マルチポイント接続(2台同時接続) |
アプリ対応 | EarFun Audioアプリ(EQカスタマイズ、3Dオーディオ、ゲームモード対応) |
外観
外箱

付属品

- EarFun Air Pro 4i本体
- イヤーピース(5サイズ)
- USB AtoCケーブル
- 説明書類×3



本体正面にはバッテリー残量表示用のLEDランプ、背面にはUSBポート、
ケース内部にペアリング用のボタンが付いています。

イヤホン本体は側面だけグレー、他はツルツルブラックです。

ノズル部分は楕円形になってます。
性能チェック
強力なノイズキャンセリング性能

EarFun Air Pro 4iは、最大50dBのハイブリッドANCを搭載しています。
さらにQuietSmart™ 3.0技術により、環境音や装着状態に応じてノイズキャンセリングを最適化します。
前モデルと比較しても、低音域のノイズ抑制が強化されており電車やカフェでの雑音を効果的に軽減されているようです。
実際に外出時に使ってみましたが、電車内の空調やガタゴトした音、車のエンジン音などが全くと言っていいほど聞こえなくなりました。
ノイキャン+ボリューム大き目で使う場合、本当に周りの音が聞こえなくなるので歩きながら使うと事故る可能性あるレベルなので注意。
騒がしい飲食店や電車内で自分の世界に入るために使うのがベスト。
ただ、音楽を聴いていないと人の話し声や高めの音は聞こえてしまうので、耳栓代わりに使うのはお勧めしません。
余計な音を消して快適に音楽を楽しむ使い方が適してますね。
装着感もかなり快適
片側約5.0gの軽量設計で長時間付けていてもストレスなく、イヤーピースも5サイズ付属しているのも嬉しいポイント。
イヤーピースはS,M,Lの3サイズしか付属していない製品も多いですが、5サイズ入っているのでより快適な装着感を得られそうですね。


ちなみに、イヤーピース自体も二重硬度設計を採用した新開発の物だそうで、低音を逃さず装着感も快適になっているようです。
イヤホンのシェル部分も大きくないので圧迫感が少なく快適に使用できました。
バッテリーは、ANCオンで6.5時間オフだと9.5時間、ケース併用で最大40時間と実用的です。
Air Pro 4は最大52時間再生可能なので総再生時間は短いですが、10分で2時間の急速充電は共通です。
Hi-Res Audio認証&LDAC対応
Hi-Res Audio認証&LDAC対応により、ワイヤレスでも繊細な音のニュアンスまでしっかり再現。

ドライバーも径の大きい11mmチタンコーティングダイナミックドライバーなので迫力あるサウンドが楽しめます。
Air Pro 4は10㎜ダイナミックドライバーだったので、ドライバーもしっかり進化してますね。
肝心の音質については次の項目で。
音質チェック
全体的なインプレッション
明瞭かつずっしりした厚みを感じるドンシャリサウンドです。
第一印象は寒色サウンドでしたが、曲によっては丸みを感じる事もあったので、
ちょい寒色よりってレベルだと思います。

これで7,990円なら100点あげていいレベルですね!
分離感もありこもった感じもないのでそれぞれの音が食い合う事もなく聴こえてきますね。
低音はパンチが強く、中音高音はクリアに響くイメージ。
音の広がりも良く、左右に振れる曲とかはとても楽しいです。
ながら聴きより音楽をしっかり楽しみたい人におすすめできる聴きごたえです。
低音
ぶ厚くズンズン響くサウンド。
こもった感じも無く引き締まって迫力を感じますね。
輪郭もハッキリ感じるので聴いていて楽しいサウンドです。
サブベースは深く鳴り、ミッドベースは力強く跳ねる感じ、とても好きです。
ロックやメタル、EDMなど、低音マシマシな曲を聴く時はイコライザーで低音をちょっと強調してもかなり楽しいと思います。
中音
ボーカルや楽器の分離感が良好で、明瞭なサウンド。
女性ボーカルは透明感を感じますし、男性ボーカルも厚みを感じます。
息遣いを感じるほどの空気感は期待しない方が良いですが、この価格帯でこの聴きごたえは凄いと思います。
ただ歪みの強いギターはぼやけてると言うか、ギュッと詰まって聴こえてしまってました。
クランチサウンドのギターやバイオリンなどはハッキリ聴こえているので、
ディストーションを利かせたサウンドにちょっと弱いのかもしれません。
高音
伸びが良く明瞭なサウンド。
シンバルやハイハットの音も埋もれずにハッキリ聴こえました。
キンキンした感じも無く長時間聴いていられますね。
ストリングス系のキラキラ感は薄いですが、余計な着色せずにストレートに鳴らしている感じ。
派手派手なサウンドが好きならイコライザーをいじっても良いかもしれません。
気になったポイント
対応コーデックがSBC、AAC、LDACのみ
気になる人は気になりそうなポイント。
Air Pro 4ではaptX Losslessにも対応していましたが、Air Pro 4iでは非対応です。
仕様上LDACの方が高音質と言われていますが、より原音に近いのはaptX Losslessと言われたり…
一応Google PixelやSONY Xperiaなど、よく耳にするスマホは大抵LDACに対応しているので気にする事は無いですが、
aptX Losslessの音が一番好きなんだ!という強いこだわりを持ってる人は残念…って感じで。
まとめ


今回はノイキャンだけでなく、音質も進化したEarFun Air Pro 4iをレビューしました。
Amazon価格で7,990円なのにこのクオリティはハイコスパと言わざるを得ないですね。
EarFunらしい迫力ある低音と明瞭な中音高音の組み合わせはハマる人が多いのではないでしょうか。
ノイキャン性能もかなり良く、自分だけの世界に入り込みたいならピッタリのイヤホンです。
値段も音質もノイキャン性能も妥協したくない人はぜひチェックしてみてください。
以上、Nao(@NFRlog)でした。