こんにちは、NFR(@NFRlog)です。
ロープロファイル×ガスケットマウントのつよつよキーボードLofree FLOWの廉価モデル、
Lofree FLOW Liteが発売されました。
先行レビューでも多くのブロガーが絶賛していたので僕もクラファンで購入したのですが…
正直買わなくてよかったかな…という感想です。ぶっちゃけ期待外れでした。
Lofree FLOWより優れているポイントはあるのですが、肝心の打鍵感がチープ。
遠慮せずに言ってしまうと、個人的にはタイピングしててストレスがたまる打鍵感でした。
そんななんかちょっと期待外れキーボード、Lofree FLOW Liteの性能と不満点を容赦なくまとめて行こうと思います。
先に言っちゃいますが、最高の打鍵感を求めるならLofree FLOWをおすすめします。
Lofree FLOW
Lofree FLOW Lite
Lofree FLOW Lite 概要
スペック
サイズ | 316.8mm x 138mm x 23.5mm |
---|---|
重さ | 555g |
バッテリー容量 | 2,000mAh |
最大動作時間 | 約80 時間(ライトオフ時) |
充電時間 | 3時間 |
傾斜角度 | 3°/6° |
接続モード | Bluetooth & 有線& 2.4Ghz & USB-Cケーブル |
動作OS | Windows, Android, macOS, iOS |
キー数 | 84キー |
マルチファンクションキー数 | 16キー |
外観
パッケージ
- FLOW Lite本体(2.4GHzレシーバー内蔵)
- USBケーブル(USB-A to C)
- 保証書、説明書類
説明書は中国語と英語のみでしたが、操作方法やFnキーについてはぱっと見で理解できると思います。
本体両面
今回はビンテージグレーを購入しました。
むかーし、それこそWin XP以前のPCのキーボードとかこんな感じの色合いだった気がします。懐かしいね。
上面左上にはボリュームローラーが付いています。
ワンポイントのゴールドカラーは目立ちますが、嫌味な感じはせずオシャレですね。
裏面上部には傾斜調整用のスタンドが折り畳まれていて、2.4GHzレシーバーも格納されています。
バックライトも内蔵されていて、キーの文字部分が結構しっかり光りますね。
※ライトの光量は4段階で調整可能。
Lofree FLOW Lite 注目ポイント
- Lofree FLOWの廉価版だけど侮れない性能
- 静かなオフィスでも目立たない静音性
- キーマップも変更可能
Lofree FLOWの廉価版だけど侮れない性能
Lofree FLOW Liteはその名の通りLofree FLOWのライト版、つまり廉価版という印象が強いですが、
『性能』だけでいえばLofree FLOWより優れているポイントもあります。
- 角度調整可能
- 2.4GHz WiFi接続対応
- 見た目もおしゃれなボリュームローラー
- 傾斜調整可能
やっぱキーボードの傾斜って人によって好みが別れやすいと思うんですよ。
傾斜付いてない方が手首が楽だと感じる人も居れば、傾斜が付いている方がタイピングしやすいと思う人も居るわけで。
Lofree FLOWは脚が固定されていて傾斜調整できなかったのですが、Lofree FLOW Liteは内蔵スタンドによって傾斜調整可能になりました。
傾斜は2段階調整可能で、3°と6°になります。
数字的には微々たる差ですが、実際にタイピングしてみると結構感覚が変わりました。
個人的には6°がタイプしやすかったです
- 2.4GHz WiFi接続対応
あると嬉しい2.4GHz WiFi接続にも対応。
Lofree FLOWを使う場合Bljんbm、uetooth非対応PCの場合、有線接続するか後付けのBluetoothレシーバーを購入するしか無いですが、
有線接続するとケーブルの配線が面倒だし、Bluetoothレシーバーを用意するのも手間だし、ちょっと使いにくく感じた人も居るかもしれません。
しかしLofree FLOW LiteならレシーバーをPCにぶっ刺せば、設定不要でどんなPCでも使えるようになるわけです。
レシーバーはキーボードに収納できるので持ち運びにも便利ですね。
ちなみに、有線接続とBluetooth接続を含めると最大5デバイスに接続可能です。
- 見た目もおしゃれなボリュームローラー
デザインとしてもGOODなボリュームコントローラーもLofree FLOW Liteならでは。
上下に回転させるとボリュームアップ、ダウン、押し込むことでミュートのON/OFF操作が可能です。
僕は時々『一瞬だけミュートにしたい』という事が発生するので重宝してますが、
頻繁に音量を変えない人は使うこと無さそうです。
まぁワンポイントデザインとしても良い感じだし…うん。
Lofree FLOW
Lofree FLOW Lite
静かなオフィスでも目立たない静音性
静かなオフィスやカフェでガチャガチャやられるとキーボード叩き割ってやろうかと思うレベルでイライラすることもありますが、
Lofree FLOW Liteは本当に静かなのでぶちぎれた同僚にキーボード叩き割られることも無ければ、音を気にして思うようにタイピングできない事もありません。
僕が使っているキースイッチはSpectreですが、ぶっちゃけ静音リニアを謳っているHadesじゃなくても静音性は十分にあると思ってます。
もちろんHadesの方が静音性はあるのですが、わざわざ別途購入してまで静かにさせたいかというと…
※現在販売されているLofree FLOW LiteにはSpectreがデフォルトで採用されています。
キーマップも変更可能
Lofree FLOW Liteは専用のアプリ、Lofree Key Mapperを使用すればキーマップ変更可能です。
自分の使いやすいようにキー配置を変える事で、ミスタイプが減り生産性が圧倒的に向上!するかも。
Lofree FLOW LiteはUS配列なのでとっつきにくいと思う人も居ると思いますが、
JIS配列っぽくキー配置を変えればかなり使いやすくなると思います。
注意点としては、Mod-Tap機能(タップとホールドで挙動を変えられる機能)非対応な点と、Fnキーは位置変更できない点です。
普段キーマップを変えない人は気にしなくて良いですが、
Fnキー含めガチガチにキーマップ変更している人は使いにくいかも。
※現在Lofree Key MapperはWindowsのみ対応しています。
気になったポイント
打鍵感は圧倒的にLofree FLOWの方が良い
Lofree FLOWは打鍵感がコトコトと小気味よく底付き感も無いので長時間タイピングしてもストレスを感じないのですが、
Lofree FLOW Liteは、なんというか、気持ちよく無いですね。
打鍵音は静かですが、ちょっとペタペタしたようなチープな軽さと底付き感が気になりました。
あと反発力が結構弱いです。
先行レビューで打鍵感について褒めてるブログが多くあったので、ここら辺は完全に好みの問題だと思いますが、
キータッチが軽いキーボードが苦手な人や打鍵感をこだわっている人は間違いなく合わないと思います。
僕の場合、Lofree FLOWと比べてミスタイプが多くなっちゃいました…
少なくとも、17,000円ならもっと良い選択肢がある気がしますね。
軽いキータッチが好みでデザインに惹かれたなら、セールで1万円程度で買えるから買ってみてもいいのかな?という感じ。
とは言えさぁ、先行レビューしてるブロガーは結構「至高の打鍵感」とか「圧倒的な打鍵感」とか褒めちぎってたけど流石に言い過ぎじゃないの?って思っちゃうよね。忖度マシマシか?
Lofree FLOWとは似て非なるキーボード
Lofree FLOW欲しいけど高いからLofree FLOW Lite買うという考えはしない方がいいです。
デザインも違うしフレームも違うし角度も違うし、ロープロファイルキーボードでガスケットマウントって所が同じだけどそれ以外はほとんど違います。
ロジクールのトラックボールマウス、M575とMX ERGOくらい違いますね。
何より打鍵感がかなり異なるので、なんか似てる気がしなくも無いけどほぼ別物と思っときましょ。
まとめ:定価では買おうと思えないかなぁ
ロープロファイルキーボードなのにガスケットマウント搭載という圧倒的話題と打鍵感の良さで多くのユーザーを魅了したLofree FLOW、
そのLofree FLOWのライト版(廉価盤)として登場したLofree FLOW Liteですが正直期待しすぎた感が凄くありました。
ペタペタしてるような柔らかすぎる打鍵感はちょっとガッカリしましたね。
僕はクラファンで10,000円ちょっとで購入しましたが、ぶっちゃけクラファン価格が妥当だと思います。
何度も言いますが17,000円ならもっと良いキーボードがあるはずです。
機能としては十分良いので、柔らかめなキータッチが好みだったり、デザインに惚れたなら購入を検討してみても良いかもしれません。
逆に、快適な打鍵感を求めているなら圧倒的にLofree FLOWをおすすめします!
以上、NFR(@NFRlog)でした。
Lofree FLOW
Lofree FLOW Lite