アイロン台いらずで花粉やホコリ取りもできちゃう高性能衣類スチーマー|Morus V6 レビュー

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こんにちは、NFR(@NFRlog)です。

今回は去年登場したばかりの吸着式衣類スチーマー Morus V6のご紹介。

衣類スチーマーは服をハンガーにかけたままササっとしわ伸ばしできる便利アイテムですが、

Morus V6はそれだけじゃない。
Morus独自の真空吸着式アイロン技術により片手で使える上、シワ伸ばしと同時にホコリ取りもできちゃう優れもの。

服がスチーマーにピタっとくっついてアイロンがけできるのはかなり快適で、
バタバタしがちな朝に、「やべぇ!ワイシャツしわっしわじゃん!」となってもササっとシワ伸ばしできちゃいます。

衣類以外にも使える為、ソファーやクッションの除菌・消臭・ホコリ取りにも活躍する1台2役なMorus V6ですが、

使っていくうちに不便に感じる点も見えてきました。

それでは詳しくチェックしていきましょう!

製品提供:Morus

目次

Morus V6 概要

スペック

Morus V6 商品ページより

外観

パッケージ

付属品

付属品
  • Morus V6本体
  • 立てかけ用アクリルスタンド
  • クイックガイド、説明書
  • 給水用漏斗
  • 掃除用ブラシ

クイックガイドや説明書は日本語でも書かれています。

付属のアクリルスタンドを使うことで本体の立てかけが可能になります。
逆に、このスタンドが無いと自立しないのでご注意を。

本体はぱっと見ドライヤーのような形ですね。

グリップを握ったとき親指側に吸引力切り替えスイッチが付いています。
吸着力は「強・弱・OFF」で調整可能

吸引力切り替えスイッチの反対側にはスチームボタンが付いています。

スチームボタンは押し込む強さでスチーム量と吸引力が変わるタイプです。

かけ面はこんな感じ。

上側は吸引部分、下側の穴がスチーム噴出口です。

本体上部の蓋を外すとダストボックスになっています。

本体下部には水タンクが。
タンク部分を回すことで取り外し可能です。

給水口はかなり小さいので給水するときは付属の漏斗を使いましょう。
ただ、漏斗も小さめなのでタンク満タンにするには少し時間がかかりました。

アイロン台いらずな衣類スチーマー

Morus V6の大きな特徴、それがアイロン台いらずでしわ伸ばしできちゃうって事。

普通のアイロンを使う場合アイロン台やアイロン用シートはマストなのでわざわざ引っ張り出してくるのが手間ですが、

真空吸着式アイロン技術により衣類をハンガーに吊るした状態でもしわ伸ばしができるので、

「着ようとしたシャツしわしわやんけ!」となってもMorus V6本体を用意するだけなのでかなり快適。

裾にスチームを当てる時も片手でラクラク。

吸着力は「強・弱・OFF」の3段階あるので、素材によって調整可能なのも好ポイントです。

スチームはこんな感じで結構がっつり出ます。

ホコリやイヤな臭いも除菌しながらしっかり除去

高温スチーム&吸引設計により、除菌消臭しながら衣類に付いたホコリや花粉もしっかり除去できちゃいます。

個人的にこれは絶対使わないとでしょ!と思っているのは気軽に洗濯できないコートやジャケット類。

冬場は出かける時必ず着ていて匂いやホコリが気になりがちなので、週1回程度Morus V6でササっとスチームかけすることでいつでも快適に着られそうです。

最近は飲食店など禁煙がデフォルトになりましたが、場所によっては喫煙可能な店もあり…

そんな店で会社の飲み会やられた日にはコートもジャケットも一瞬で臭くなっちゃうのでサッと除菌消臭できるのは本当にありがたいです。

NFR

毎回クリーニング出すのはコストかかるからね…

枕カバーや帽子、ソファーにも使えちゃう

ハンディタイプのスチーマーなので衣類以外に、クッションや枕カバー、帽子にも使えます。

材質にもよりますがソファーにも使えるのでなかなかに便利。

クッションとかはめったに洗濯しないと思いますが、場合によってはダニやホコリががっつり付着してる事も…

ダニの死骸やフンはアレルギーの原因にもなるので、特に子供の居るご家庭は気を付けたほうが良いと思います。

そんな時に重要なのはサッとセッティングできて気軽に使える物なわけで、Morus V6は良い選択肢ですね。

実際に使ってみた

色々と特徴をまとめていきましたが、Morus V6の肝心の実力はどんなもんなんじゃい!というわけで、
実際に薄手のワイシャツと、厚手のシャツをアイロンがけしてみました。

どちらも洗濯シワが付いててアイロンがけしないとだけど面倒だなと思ってたシャツ達です。

薄手のワイシャツ

まずはワイシャツ。
洗濯シワと折シワが残っちゃってますね。

吸引力は強で何度かアイロンがけ。
1度だけだとしわがそこそこ残ってしまったので、多少手間でも何度かかけたほうが良いですね。

左側のみアイロン

左側だけアイロンがけしてみましたが、ぱっと見でも目立っていたシワが伸びてますね。

とは言え、通常のプレスするタイプのアイロンと違いパリッとした感じは出ず、
100%シワが無くなるわけでは無かったです。

厚手のシャツ

次はシワがしっかり付いちゃってる厚手のシャツ。
着る前にアイロンがけしても洗濯するとしわっしわになっちゃうんですよね…

こちらも吸引力を強にしましたが、生地が厚いせいかワイシャツほどピタっとくっつきませんでした。

何往復かアイロンがけしましたが、見ての通りシワが残っちゃってます。

目立つシワは取れてはいるものの、完璧とは言えないレベルです。
正直これくらいシワついてると着たくないかな…

生地をピンと張ればもっと簡単にシワ伸ばしできますが、それなら真空吸着式アイロン技術の意味無いっていうね。

あと、細かいしわを取るために何往復もしたせいでスチームの水シミが付いてしまいました。
スチームは弱め吸引は強めにできればよかったのですが…

コートに使ってみても、匂いやホコリは取れているようですがしっかりかけようとするとどうしてもスチームでコートがしっとり濡れてしまって加減が難しいですね。

気になったポイント

厚手のシャツのシワ伸ばしは不向き

実際に使ってみて分かりましたが、生地が厚い衣類はシワが強くついてしまっているせいでMorus V6の吸引力だと綺麗に伸ばせませんでいた。

もっとアイロンがけすれば残っているシワも取れるのかもしれませんが、さすがに生地が傷みそうで…

シワ伸ばしはワイシャツやTシャツなど生地が薄い衣類だけと思っておいた方が良さそうです。

スチーム量と吸引力を別々に調整したかった

スチーム量と吸引力はトリガーを引く強さによって変化するのですが、スチーム量と吸引力別々に調整できないので、

「スチームは弱くていいから吸引力を最大にしたい」といった使い方ができません。

これが結構残念で、コートなどはどんどんホコリや花粉を吸い取りたいのにガンガンスチーム出ちゃって一通りかけ終わると生地がしっとり濡れちゃったりする事も多々ありました。

水シミができやすい素材には不向きですね。

もちろん、給水せずに使えばスチームも出ないのですが、

せめてスチーム量も吸引力と同じように「強・弱・OFF」の3段階調整できたら良かったです。

がっつりアイロンがけするには向いてない重さ

ずっと持って動かすのはつらいと感じる人も居そう

Morus V6は低重心設計かつ重さも1kg弱なのでめちゃくちゃ重いわけでは無いです。

めちゃくちゃ重いわけでは無いですが、シャツ何枚もアイロンがけできるほど軽く無いです。

プレスするように使う通常のアイロンと違い、常に本体を浮かせている必要があるのでずっと持ってると流石に疲れますね。

1度に何枚もしわ伸ばししたいなら通常のアイロン、時間が無い時に着る服をサッとしわ伸ばししたいならMorus V6といった使い分けが必要そうでした。

買う前に重さのイメージをしたい人は、1Lのペットボトル飲料を買ってひたすら上下に動かしてみるとイメージが掴みやすいと思います。

立てかけるには専用スタンドが必須

耐久性はめっちゃ不安

Morus V6は自立できる設計じゃ無いためちょっとテーブルに置いておきたい時も専用スタンドが必要になります。

横にすれば置けますが、横にしておくと水が漏れ出てくるのであまりおすすめできません。

専用スタンドもアクリル版を2枚組み合わせるだけのシンプルな物なので耐久性や使いやすさも微妙…
別売りでもいいからちゃんとしたスタンドが欲しくなりました。

がっつりアイロンがけするには向いてない重さというのも相まって、あくまでも1,2枚サッとアイロンがけする程度の使い方が良さそうです。

まとめ

今回は、衣類スチーマーにハンディ掃除機がくっついたような1台2役スチーマー Morus V6をレビューしました。

シワ伸ばしや除菌消臭をしつつホコリ取りもできるアイディア製品でしたが、

スチーム量と吸引力が別々に調整できなかったり厚手のシャツはあまりシワが伸ばせなかったりちょっと残念だなぁと思うポイントがありました。

定価19,800円は他社の衣類スチーマーと比べると高価なのでもう少し快適に使えればよかったというのが本音です。

もちろん、薄手のワイシャツやTシャツ類は片手で簡単にシワ伸ばしできますし、
ソファーやクッションなども除菌消臭しながら掃除もできるのはかなり魅力だと思うので、

そういったポイントに魅力を感じたらぜひチェックしてみてください。

以上、NFR(@NFRlog)でした。

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この記事を書いた人

本業はWEBエンジニア
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