こんにちは、NFR(@NFRlog)です。
今回は買おうか悩んでいるVRヘッドセットの話。
頭に装着して電源を入れるだけで仮想現実の世界に飛び込めるVRヘッドセットですが、
『色々なデバイスあるけどどれ買えばいいんだ?というか買うべきなの?』
とここしばらく悩み続けています。
一応自分の中で方向性が見えてきたので、情報整理や同じ悩みを持ってる人への参考として、
買おうか悩んでいるVRヘッドセットの比較や、向いている人のタイプをまとめてみました。
同じように悩んでる人が居たら「こんな考え方もあるんだなぁ」と、何となく参考にしてみてください。
悩みだしたきっかけ
家で運動したい
そもそもVRヘッドセットを買おうか悩みだしたきっかけは、健康診断の結果があまり良くなかったからです。
デスクワークかつほぼフルリモートなため平日はほぼ家に籠りっぱなし生活なので、運動というか身体を動かす機会が極端に少ないのが僕です。
その割に仕事のストレスでドカ食い気絶部をかます事もあるので不摂生of不摂生といった感じ。
それがそのまま健康診断の数値として出てしまいました。
これじゃ駄目だという事で、以前5㎏程度の減量に成功したFit Boxingを再開しようと思ったのですが、
曲がクッソダサくて受け付けなくなった+パンチの判定がガバガバでストレスが凄まじかったので断念。(Fit Boxing2よりFit Boxingの方が曲もステージも色々良かった…)
じゃあいっそVRでボクササイズしたほうが楽しいんじゃないかという考えに至ったわけです。
タバタ式トレーニングとか自宅で運動する方法は色々あるはずだけど、
Fit Boxingのようにある程度のゲーム性があった方が楽しく続けられるので「VRでやればいいんじゃね?」というガバガバ理論になりました!
Beat Saberめっちゃ楽しそう
もう1つの理由が、飛んでくるキューブをコントローラーで斬る音ゲー『Beat Saber』を遊びたかったから。
以前からBeat Saberの存在は知っていて、YouTubeなどで動画を見ては「いいなぁ、面白そうだなぁ」と思っていました。
当時はまだまだ若手社員で金銭的に余裕が無かったのですが、Beat Saberで好きな曲を遊ぶ夢は捨てきれず…
VRボクササイズの魅力も相まって、ますますVR欲が高まってしまいました。
Beat Saberもある程度運動になりそうだし、音ゲーも好きだしストレス解消になりそうだし、欲しいよね。
最近のデバイスは画質が良い
『今』VRデビューしちゃっていいんじゃないかという考えに至った理由として、画質の良さもあります。
僕は初代Viveが発売された当初VR体験会に出向いて遊んだり、ジョイポリスでVRアトラクションが出たタイミングで遊びに行ったりしてましたが、
今までにない没入感はあったけど、画質のクオリティはあまり良くなかった事を覚えています。
初代Viveの解像度は片目あたり1080×1200でしたが、今のデバイスは片目あたり2160×2160(PICO 4 Ultra)や2064×2208(Meta Quest 3)などかなり高画質になっています。
実際にMeta Quest 3を体験してみましたが、クッキリハッキリ見える画質は今までと全く異なる次元でした。
これらの理由で、今まで超弱火だったVR欲が一気に強火になってしまったわけです。
これはもう買うしか無いんじゃね?
買いたいVRヘッドセットの条件
- スタンドアロン型
- 画質はなるべくいいやつ
- 10万円以内
VRヘッドセットを買う上での条件はこんな感じ。
ハイスペックゲーミングPCは持っていない(買う気もない)+好きな場所で遊びたいのでスタンドアロン型、
画質にもこだわりたいですが、10万円以上は流石に嫁ちゃんブチギレ案件なので10万円以下で納まるレベルのデバイスを考えています。
検討中のVRヘッドセット比較
Meta Quest 3
スペック
値段 | ¥81,400(512GB) |
---|---|
解像度 | 片目につき2064×2208 |
視野角 | 110°×96° |
最大リフレッシュレート | 120Hz |
RAM | 8GB |
レンズ | パンケーキレンズ |
色々情報を調べると真っ先に出てくるのがMeta Quest 3でした。
Meta Quest(読み:メタクエスト)または、Oculus Quest(読み:オキュラスクエスト)という名前はどこかで聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。
以前買おうか悩んでいた時の候補もOculus Questでした。
解像度は片目につき2064×2208、視野角も110°×96°なので高画質かつ広い視野で仮想世界に飛び込めそうです。
元々128GB版も売っていましたが現在は512GB版のみで、値段は81,400円なのでしっかりお高いデバイスです。
体験時にはその画質の良さや装着感の良さ(別売りストラップ使用)に驚きましたが、意外と音質も良好でした。
耳元にスピーカーがあり、重低音もしっかり響いてくれるのでイヤホンを使わずとも臨場感あふれる体験が可能になりそうでした。
向いてそうな人
- 定番製品が欲しい人
- 高画質を求める人
- サイドパーティ製品が色々欲しい人
- ストレージ容量が大きい機種が良い人
正直お金に余裕があるならMeta Quest 3が安定なんじゃないかと思ってます。
高画質、高リフレッシュレートなので動画鑑賞やゲームプレイも快適にできそうですし、ストレージ容量も512GBなのでかなり余裕があります。
更に、Amazonで見た感じ頭を支えるストラップやコントローラーに取り付けるグリップなど多くのサードパーティ製品がありました。
快適にVR体験できるように色々カスタマイズしたい人は向いていると思います。
ちなみに、2024年9月ごろから約1.5万円の値下げが行われ96,800円が81,400円で買えるようになったので、
多少は手が届きやすくなったかなと思います。多少は。ほんと多少。
Meta Quest 3s
スペック
値段 | ¥48,400(128GB) / ¥64,900(256GB) |
---|---|
解像度 | 片目につき1832×1920 |
視野角 | 96°×90° |
最大リフレッシュレート | 120Hz |
RAM | 8GB |
レンズ | フレネルレンズ |
最近発売されたのがMeta Quest 3sです。
これはMeta Quest 3の中身をMeta Quest 2のガワに入れた廉価版と言っている人が多くいました。
リフレッシュレートやRAMはMeta Quest 3と同じですが、解像度や視野角はMeta Quest 2と同等なのでMeta Quest 3と比べると結構スペックダウン。
ネット上では「Meta Quest 3とMeta Quest 3sを比べてみたけどあまり違いは無かった」と言っている人や、
「正直Meta Quest 3に慣れてるとMeta Quest 3sの画質の悪さは気になる」と言ってる人まで様々。
細かいグラフィックや文字を見るのか、VRchatなどでざっくり風景を見るのかなど、使い方で感じ方はそれぞれ変わりそうですが、
流石に2064×2208と1832×1920じゃ違うだろ!と思ってしまいます。
レンズもフレネルレンズという凹凸があるレンズを使っているため、Meta Quest 3や後述のPICO 4 Ultraで使われているパンケーキレンズと比べると利便性は下がるという意見もありました。
ですが128GB版の価格は48,400円なのでかなり手が出しやすいです。
体験できる場所が無かったので、画質や見え方がどの程度なのか不明ですが、コストが安く済むのは魅力ですね。
向いてそうな人
- なるべくコストを抑えたい人
- サイドパーティ製品が色々欲しい人
- とにかく最新の機種が欲しい人
Meta Quest 3sの魅力はやはり48,400円(128GB版)という安さだと思います。
もちろん約5万円なんて高額製品なのは間違いないですが、他のデバイスに比べると圧倒的に安いです。
「VRやってみたいけど、すぐ飽きちゃったら金ドブだしなぁ…」と悩んでる人はアリなのかな?
でも画質は下がってしまうので、比較体験できる店舗が近くにあれば一度被って画質の比較をした方が良いと思います。
また、Meta Quest 3sもサードパーティ製品が多いです。(Meta Quest 3、3sどちらにも対応している物が多数)
気軽に始めつつ、ストラップなどはより快適な物が欲しい人はチェックする価値はありそうです。
PICO 4 Ultra
スペック
値段 | ¥89,800(256GB) |
---|---|
解像度 | 片目につき2160×2160 |
視野角 | 105°×105° |
最大リフレッシュレート | 90Hz |
RAM | 12GB |
レンズ | パンケーキレンズ |
Meta Quest 3の対抗馬として名前が挙がるのがこのPICO 4 Ultraですね。
解像度や視野角はMeta Quest 3と同じくらいですが、PICO 4 Ultraは正方形/Meta Quest 3は長方形のサイズ感です。
また、PICO 4 UltraはRAMが12GBありますが最大リフレッシュレートは90Hzと低め。
ちょっとした差異はありますが、スペックだけ見るとMeta Quest 3と近いレベルなのかなと思いました。
しかし、最近だと通販サイトや店頭ではほとんど見かけません…一応執筆時ではAmazonで売られているのは確認しました。
向いてそうな人
- 高画質を求める人
- 気軽にフルトラッキングを楽しみたい人
購入候補には上げましたが、正直この3機種の中だとあまり魅力を感じませんでした。
画質は良く、RAMも12GBなので動作に安定感がありそうですが、
ストレージ容量はMeta Quest 3の半分なのに価格は1万円近く高いのはちょっとなぁ…という感じ。
しかし、Meta Quest 3と比べるとフルトラッキング環境が簡単に作れそうでした。
PICO Motion Trackerという公式の製品を使うだけでOKらしいです。
VRchatでダンスしたり色々なポーズをとりたい人は気軽にフルトラッキングできるPICO 4 Ultraも良いのかな?
今のところの結論
やっぱMeta Quest 3かな?⇒買いました
画質や拡張性を考えると、Meta Quest 3を頑張って買うのが良いんじゃないかな。
実際に体験して画質や音質に満足しているので、買ってガッカリする事は無さそうです。
VRchatに入りびたる予定も無いのでフルトラッキング環境を整える必要も無いし、
快適にVRボクササイズをやる上でストラップ選びは重要だと思うので、選択の自由度がある方がいいでしょ。
追記:Meta Quest 3購入しました
買っちゃった!
というわけでMeta Quest 3購入してしまいました。
高い買い物でしたが、当初の目的通りしっかり運動できてるしパススルー機能がかなり快適なので買ってよかったですね。
実際のレビューや周辺機器紹介は別の記事で…
買うならAmazonか楽天がよさそう
8万円を超える出費になってしまうので、できるだけお得に買いたいのが本音。
様々なECサイトを見てみましたが店舗特有の割引をしている所は無く、全部等しく81,400円でした。
そのため、少しでもポイント還元されるショップで買うと良さそうです。
楽天ならSPUポイントとして、楽天サービスを使えば使うだけポイント付与される倍率が高くなります。
例えば、楽天モバイルを契約していて楽天カードで支払いする場合はポイント7%。
0と5の付く日やスーパーセール中のお買い物マラソンも合わせれば10%以上の還元率にもなり得ます。(それぞれのポイント付与上限に注意)
Amazonも、セール中のポイントアップキャンペーンをうまく使えば5%以上の還元率になる事も。
8万円の5%だとしても4,000円なので馬鹿にできない金額です。上手にポイント還元して買おう!
ちなみに、Amazonプライムデーセールやプライム感謝祭セールなどの大規模セール時にはおすすめ商品を紹介しているのでチェックしてみてください。
まとめ
調べれば調べるほどMeta Quest 3が欲しくなってきちゃいました。
.hackや攻殻機動隊、SAOのような仮想現実はやっぱ夢ですよね。
今回取り上げたどの機種を買うにしてもかなりコストはかかってしまいますが、
長く楽しく有意義なVR生活を過ごせるなら思い切って買う価値はあるのかなと思ってます。
また、VRに興味あるけど5万円も出せないという人は、
ジョイポリスやVR ZONE、大型ゲームセンターなどでVRアトラクションを体験してみるのも良いかもしれません。
以上、NFR(@NFRlog)でした。
しばらくもやし生活!